日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

ある小児科医の独り言(その27)

 今回の雲仙旅行で、しっかりと覚えた木の名前があった。それは、「ネジキ」。幹がねじれているのでその名前が付いているとのことで、右巻きだったり、左巻きだったりする。ねじれることで幹が強くなるらしい。
 ところが、真っ直ぐになったネジキもあり、変わりモノのネジキとなる。つまり、ネジキでは、ねじれている木が正常で、ねじれてない木が異常と言うことになるのだ。あくまでもこれはネジキの世界でのことで、他の木の世界では通用しない。
 こんなことって、世の中には多いかなあ。政治家の世界では通用するが、多くの国民には受け入れない。(日本の)教育産業の世界では常識であっても、世界の目から見れば異常。(日本の)医療のあり方、世界の目から見れば、特殊ってこと、多いかな?!
 今の日本、ちょっと変わったことをしようとすると、周りから中傷される傾向にある。目立つと、上から打たれること、多いかな。で、変な方向に突進何てことにもなりかねないかな。
 雲仙の温泉地獄では、そこで迫害された切支丹の殉教碑もあった。
 個性を伸ばし、皆と共生して生きるのは、言うは易し、行いは難しだなあ。

 *初めのネジキは、まともで、後のネジキは、ひにくれもの。