日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

ある小児科医の独り言(その28)

 雲仙は、かっては、温泉と言う字を使っていた。温泉と書いて、「ウンゼン」と言っていたのだ。これは意外だった。雲仙は、雲仙天草国立公園として、日本での第1号の国立公園になっている。
 更に驚いたのは、何と、ここは、ハイカラさんの避暑地だったのだ。多い時には、7月と8月だけで、外国の人が何と3万人も来ていて、それも、30カ国から来ていて、そこで商売しているおじいちゃんもおばあちゃんも、流暢に外国語を喋っていたとのこと。
 何故、大きな建物が、それも洋館風のものが多いのかなあと思っていた謎が一気に解けたのだ。それに、屋根の色も皆統一されていて、正に、フィレンツェの街をミケランジェロ広場から見ている感じにも思えてならなかった。