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退職後の雑感(333)

  「退職後の雑感、イスラム世界」

 今までに、イスラムの国に行ったことが4度あります。バングラデシュインドネシアとトルコとアラブ首長国連邦です。トルコとアラブ首長国連邦は、家内と一緒に行きました。
 バングラデシュの首都のダッカには、2005年の1月22日~2月8日まで、(1年半余しっかりと)ベンガル語を教わった人の家でホームステイをさせてもらいました。そこは、正に、イスラムの世界で、肌でイスラムを感じることが出来ました。私が小さかった時の環境と同じ感じで、子どもが沢山いて、貧しさと活気が共存していました。
 その後、日本に直ぐに帰ることなく、そのまま、ダッカからマレーシアの首都のクアラルンプールに行き、2月17日まで、マレーシアに滞在しました。マレーシアでも、いろんな文化が混在する中で、イスラム世界がありました(マレーシアでは、英語が通じ、建物も近代的で、驚きました!)。
 インドネシア(世界で一番ムスリムの数が多い国)には、2005年3月1日~3月31日まで、滞在しました。ヒンドゥー教のバリ島だったので、イスラム世界に接することは、ありませんでした。しかし、日本にいる時に、インドネシアの人で(←私が教える茶道をしっかりと覚えて、お茶会で、お点前までしましたが・・・)、ムスリムイスラム教徒)の人から、アラビア語を教わりました。
 トルコの首都のイスタンブールには、2012年5月の連休が明けた後に、15泊しました。この時、トルコ語を教わった人の家を訪問して、喜んでもらいました。政教分離のトルコ、とても魅力的で、観光地としてのイスタンブールを充分に満喫出来ました。
 アラブ首長国連邦には、アラビア語をそれなりに勉強して、個人旅行で行き、2014年2月1日~2月8日まで、滞在し、「アブダビ観光」も「シャル一ジャ観光」もしました。ドバイでの夜の砂漠の中での観光、何度も思い出して、楽しんでいます。
 イスラム世界は、日本では、多くの人に誤解されている様ですが・・・欧米人の生き方と極めて対照的です。常に相手のことを考え、日本人の心と似通ったところがある様に、私には、思えてなりません。
 ムスリムイスラム教徒)の旅人に対する接待は、異常と思えるほど(←日本のおせっかいおばさん以上って感じで・・・)です。家族や親戚のつながりをとても大切にし、旅人には、一番いい部屋を与えてくれ、一番いい食事を惜しむことなく提供してくれます(←イスラムの世界では、ケチが一番嫌われるとか・・・?!)。今の日本人にとっては、日本人が忘れていた大事なことを思い出すいい機会になるかも知れません・・・?!
 エジプトのカイロに、(アフリカのコモロ出身で、高校時代にカイロに住んでいた私のアラビア語の先生と一緒に行動しながら)1ヶ月間(安い宿で)住んで、アラビア語を勉強するつもりだったのですが・・・いろんな都合で、出来ませんでした。
 しかし、私にとっては、イスラム世界は、欧米と全く違う価値観で、とても魅力的に思えてなりません。アラビア文字も、私には、面白いのですが、現実には、NHK教育テレビのアラビア語講座が突如、廃止となり、又、ラジオでのアラビア語講座も、文字が、アラビア文字で紹介されていないのが、とても残念でなりません。

https://www.youtube.com/watch?v=sdpu2aLcdgI(←アラブ首長国連邦
https://www.youtube.com/watch?v=rKyDXxcgEJk(←オールドドバイ) 
*私なりに、28文字を覚えやすく分類しています。これだと、直ぐに文字が覚えられる感じですが・・・?!

 (令和4年12月14日、記載)