日本の心・さいき

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数えの61歳を迎えて

 十干十二支、つまり、十干は甲(こう)、乙(おつ)、丙(へい)、丁(てい)、戊(ぼ)、己(き)、庚(こう)、辛(しん)、壬(じん)、癸(き)をいい、十二支は子(し)(ね)、丑(ちゅう)(うし)、寅(いん)(とら)、卯(ぼう)(う)、辰(しん)(たつ)、巳(し)(み)、午(ご)(うま)、未(び)(ひつじ)、申(しん)(さる)、酉(ゆう)(とり)、戌(じゅつ)(いぬ)、亥(がい)(い)をいう。この十干と十二支を組み合わせて暦日(れきじつ)を数えるのであるが、かりに甲子(きのえね)の年から始めると10と12の最小公倍数が60なので、61年目にふたたび甲子となる。それで数え年61歳となると還暦(かんれき)の祝いをする風習が始まったのである。
 と言うことは、私の場合、昭和24年生まれ、西暦1949年の己丑「つちのとうし」が再び来て、もう、来ることはないと思われる(後、20年生きたら、充分に感謝すべきと思っているが)。
 厄年や還暦では、何故かはっきりとはしてないが、体の不調をきたすと言われているらしい。60歳を越えても、ガンガン現役並みにまだ働いている人も確かにいるが、それを多くの人に求めるのは不自然だと思われる。
 自分の経済力、家族力、体力、人脈力、趣味力、実績力、時間力、総合力、アイデア力、意欲、いろんな力を駆使して、今後を生き抜くしかない。もう時間がないと思うより、まだ時間が残されていると思うべきであろう。
 そこで一番大切なのは、やはり、人とのつながりだと思う。お金があっても、地位があっても、やはり、ホントの人同士のつながりがないと、寂しいなあ。
*写真は、年賀状として、大分市の鉄心(てっしん)太鼓のリーダーから頂いたモノ。(かって、大分文化会館で、一緒に、篠笛・和太鼓の演奏をさせて頂いた)