日本の心・さいき

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海上保安庁の巡視艇


 平成20年5月6日(火)、ゴールデンウィークの最後の日、病院の窓越しから見ると、昼間ずっと海上保安庁の巡視艇が、海の上をじっと長いこと、居座っている。当然、いつもの魚釣りの船の姿はない。
 ある話によれば、巡視艇が来る日や時間も、ある程度、前もって、魚釣り師には、分かっているとのこと。道路での警察による取り締まりにしても、事前にドライバーが知っていることが多いとのこと。
 日本では、ワードやエクセルやパワーポイントなどのソフトを他の人のを借りて使用しているケースが多い様だが、欧米ではこれって非常識。賭け事は法律でダメとなっているのに、ゴルフや麻雀で掛けないとした気がしないと言って、掛けている人もいるかな。日本人の好きなパチンコだって、景品をお金に換えている人が大多数・・・。
 世の中には、どうも、建前のコトが多い様な気がする。
 で、病院内での医局の医者同士のある会話、
「あの巡視艇に乗っている人、じっとあそこにいて、中で何をしてるのかなあ。忙しいのかなあ?大砲も撃てるなんて、財政難の折、お金もかなり掛けているんじゃないかなあ・・・」(実際に、自分も巡視艇に乗り、ヘリコプターまで乗って訓練を受けた経験をもっているのだが)
「向こうは向こうで、あんな田舎にあんな立派な病院、かなりお金を掛けて建てたに違いない、採算合っているのかなあ、何て言ってるんじゃないかなあ・・・」
 お互いに、その立場にならないと、本当のことは分からないし、又、実際に比較してみないと、実態はよく分からないと思う。
 福田内閣、支持率20%を切っているのに、侘びるふうもなく、国民の理解を得られていると思います何て人ごとみたいな感じで言っている。霞ヶ関辺りで、頭でっかちな集団が、学歴と地位と人の金をいいことに、無責任にしたい放題しているって感じにも思えてならない(実際は、一生懸命にしているに違いないが、結果が、マズイ、つまり能力がないと言えそうだ)。いっそのこと、今の政治家も官僚のトップも、完全に一掃して頂いて、まともに常識を持った一般の人を頭に据え代えた方がいいのではと、ついつい思ってしまう。裁判でさえも、ど素人の一般の人も加えてしようとしている時代ですから。
 医療と教育に、お金をもっともっと掛けて欲しい。建物や道路や防衛よりも、まずそちらの方を優先すべきと思います。
 国会議員が自らを犠牲にする感じで、取り敢えず、国会議員の数を少なくしたり、2院制を1院制にしたり、議員の任期を2期で終わりにしたり、お金を掛けないで選挙が出来る様にしたりするだけでも、かなりの財源が節約できるかな。タバコの喫煙者も、病人として治療を積極的にする様に働きかければ、(タバコ1箱1000円案で税収を稼ぐ案にも、私は賛成で、それの方がむしろ急ぐべきかなとも思いますが)医療費もそれなりに浮くかな。今になって、道路財源に悩むなんて、与党も野党も、今まで何をしてきているのでしょうか。暫定暫定で、一体、いつになったら暫定でなくなるのでしょうか。