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退職後の雑感(605)

  「退職後の雑感、異性学(10)」

  鯨を捕鯨する時、オスでなくメスを先に打つのが常識となっています。何故なら、オスを先に打つとメスは直ぐに逃げてしまいます。しかし、メスを先に打つとオスはメスを守ろうとして逃げずにメスの周りにいつまでもいますから。
 カモでも同じで、オスが先頭になって飛んでいる時、メスを銃でしとめると、オスは直ぐに羽音の変化で気が付いて後ろを振り向き、メスが落ちるのに合わせてオスも一緒に落ちる格好で飛ぶことになるので、オスもしとめることが出来ます。しかし、オスを先に打つとメスは進行方向と全く反対方向に、しかも自分だけ助かろうとして前よりも倍に近い速さで、一目散に逃げてしまいます。
 鳥や動物では、メスよりもオスの方が見栄えがいいのが多いのですが、これは、メスの気を引く為との意見が多いのですが、敵に襲われた時、目立つオスの方が犠牲になれるからとの意見もあります。
 ヒトでも、男性は、妻子の為に保険に喜んで入っていますが、女性は、子どもの為に入ることはあっても、男性の為に入ることは少ない様です。例え男性よりも年上の女性であったとしてもです。
 女性にとっては、子どもは、自分と同じものです。女性にとっては、子どもを大切にするのは自分を大切にしているのと同じことなのです。
 現在社会は、男性が女性を守れなくなりました。女性が強くなってそうなったのでしょうか、男性が弱くなってそうなったのでしょうか、恐らく、両方ではないでしょうか。大学進学率にしても、女性の方が高いです。教師や医師や弁護士の世界も、女性がどんどん進出しています。男性の出来るもので女性が出来ないものって、あるでしょうか?
 しかし、母親と仕事と家事、この3つが出来る為には、周りによほどの助っ人がないと出来ないはずです。男女平等と言っても、男女の役割は違うと思います。母乳は父親から出ませんから。男女は、大脳生理学的に、元々脳の仕組みから違っているのです。
 繰り返しますが・・・→遺伝子学的に、男性は女性を守ろうとします。女性が自分のことだけしか考えてないと男性は憤ってはいけません。それは、自分の子どもを守る為に、神様がしたことです。自分を守れなければ、子どもが守れなく、人類滅亡につながるのです。と言うことは、女性を守ろうとしない男性は、初めから、女性から相手にされませんね。

*写真は、「たはら小児科」開業時の「お茶会」での院長室での私です。院長室には、炉を切って、MRや職員(職員には、茶道のお点前も、覚えて頂きましたが)など、多くの人に、お茶を差し出していました。

 (令和5年11月5日、記載)