日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

木を見て森を見ず

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 接近し過ぎて見ていると、周りがよく見えなくなることがあるかと思います。
 点だけだと、直線のことが分かりません。直線の上にいると、点の姿がよく分かります。しかし、面積の概念が、分かりません。面になると、線の姿がよく分かります。しかし、立体の概念が分かりません。面に高さを入れると、やっと、空間認識が出来ます。しかし、時間の概念が分かりません。で、あの世に行くと、この現世がよく分かるってことになるのかなあ・・・?
 ある地域から出ないと、その地域のことを客観的に見ることが出来ません。日本から出て、やっと、日本の姿がよく分かります。
 東南アジアに行くと、子どもが働かされています。それを直に見ると、日本の子どもは、幸せですね。日本では、親が子どもを養うのは当たり前、それも、大学に行っても、当たり前と思っているケースも多いかと思いますが・・・。東南アジアで、トイレ事情を見ると、驚くことが多いです。
 欧米では、日本と違って、大学を卒業するのが難しく、又、そんな大学の費用を前借りして、大学卒後にそれを払って難儀しているケースも、多いんですね。
 狭い中で培われた知識よりも、いろんな人と話し、いろんな境遇の人とも話し、出来れば、外国の人とも話し、実際に、自分の足でアチコチ行って、出来るだけ若い時にそれを体験すること、これが今からの時代では、大切ではないでしょうか。もちろん、そんなお金と時間は、自分の力で工面して。
 今の私を支えてくれているのは、もちろん、多くの人のお陰ですが、あの1年間の海外生活、(今は、もう出来ないだけに)その意味は、大きかったと思っています。

*新聞の記事は、私がアチコチ、海外に行った後に投稿して、朝日新聞に載ったものです。上天草市では、12年近く、楽しく働くことが出来ました。
https://www.youtube.com/watch?v=SE_NAcV-Vio(←松田学さんの話、コロナの見方も、一歩下がって見ると・・・?!)

(1月6日、記載)