日本の心・さいき

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飴と無視・・・

 子ども達の教育は、どうしたらいいのでしょうか?
 永遠のテーマかも知れませんが、私なりに、経験から、まとめてみました。
 脳って、やはり、叱られるよりも、褒められた方がいいに決まっていますよね。
 私も、茶道や和太鼓で、子ども達に教えてきました。で、子ども達、よく、私に付いて来てくれました。
 何故かなあと、後になって考えてみると・・・→
1、叱ることを、全くしなかった。
 叱られるのではと思ってやると、そちらにエネルギーが要って、覚えることに身が入らないのでは・・・。大人だって、叱られるのは、面白くないですから。
 叱るのではなく、子どもの自尊心を壊さないさように、気を配って、「それもいいけど、こうした方がもっといいかも・・・」って感じで、言っていました。
2、同じ年頃の子を集めて教えた。
 あの子が出来るなら、私だってと言う感じで、子ども達、頑張りますね。特に、女の娘は。そして、難しいことが出来ても、全員が出来るようになると、それが普通になるんですね。小学生で、茶箱や濃茶も、出来ていましたから。子どもの習得力、凄いですよ。
3、覚えたことを皆に披露して、達成感を味わせた。
 お茶会をして、親御さんから、褒められる、和太鼓演奏して、観衆から、拍手をもらう、そんなことの繰り返しで、子ども達、目を輝かせて、益々、意欲的にしようとしていましたね。
4、兎に角、褒めて、やる気を出させた。
 兎に角、褒めました。褒めて、嫌な顔をする子、いませんね。大人だって、いくつになっても、褒められるのは、気持ちいいですから。
 教師が叱っている姿をアチコチで見てきました。長い目で見ると、マイナスですね。上司が部下を叱っている姿も見てきました。これも、良くないと思っています。
 親子の間でも、同じだと思います。感情的になったり、叱ったりばかりでは、子どもは、動きません。脳科学者の中野信子先生は、アメとムチでもなく、ムチだけでもなく、アメとムチでもなく、アメ(飴)とムシ(無視)がいいと言います。そうですね、上手く行ったら、兎に角、褒めちぎり、上手く行かなかったら、見守るだけにして、黙っていること、それがいいんですね・・・?!子どもを叱り過ぎると、脳が萎縮してしまうとのデーダもありますから。
5、教師がいい姿を見せた。
 小学校までは、子ども達、一緒に遊んでくれる先生に親しみを覚えます。高学年になると、尊敬出来ないと、付いて来てもらえません。生徒が出来ないことを、教師が、「さすが、先生!」と思わせる感じで、格好良く出来る姿を、生徒の前にまず見せることが大切だと思います。
 教師は、その面白さを生徒に植え付けさせれば、大成功では。間違っても、それが嫌いになれば、最悪ですね。好きこそものの上手なれですね。好きになれば、好きになる程、子ども達、自主的にどんどんして行きますね。

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