日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

親と子

f:id:masatahara:20201108110956j:plain


 「子を持って知る親の愛」って感じで言われること、ありますね。
 まあ、私自身のことを考えてみると、私が親のことを思っていた以上に、私の親は、私のことを思っていたと思います。
 子どもは、なかなか、その事に気が付きません。自分が親となって、それに気が付くことが多いかと思います。
 その親子の関係ですが、いつまでも、親が子どもを子ども扱いで、親の言う通りにさせ様としているケース、しばしば目にします。やはり、親は、子離れをしっかりとして、子どもの自立を尊重すべきです。
 つい最近、私と1歳違いの従兄弟に久し振りに会った時、私が、「年を取ったら、男は、妻に従うべし・・・」ってな感じで言うと、私の従兄弟も、(奥さんと一緒に来ていましたが)「そう、私も、今は、家内に従っています、子どもにも・・・」って感じで言われました。
 核家族社会の今は、親との同居が少なくなりましたが、近所にいて、世話をしているケースは、沢山あると思います。中国では、若夫婦が仕事に行って、祖父母が孫の面倒を見るのが、普通になっている様ですが・・・。
 子どもが読む本に、「ラチとらいおん」の話があります。
 ラチは、とても弱虫だったのですが、(小さな)らいおんが傍にいる様になって、どんどんいろんな事が出来る様になります。いじめっ子からモノを取られたのを取り返すことだって出来る様になります。ふと気が付くと、いつものらいおんがいませんでした。
 最後に、らいおんから、ラチへ、次の内容が置いてありました。
 「きみは、らいおんとおなじくらいつよくなったね。もう、ぼくがいなくても だいじょうぶだよ。・・・」と。
 こんな感じで、子どもは親から自立して行くんですね。
 動物の世界では、まず、親が子離れして、子が仕方なく親離れしている感じです。そうしないと、親が食べる食料が確保出来ませんから。しかし、人間の場合は、子が親離れして、親が子離れする方が多い感じですが・・・?!
 経済的にも自立出来れば、社会人としても、一人前ですね。「いつまでも あると思うな 親の金」

*写真は、札幌に住んでる2歳の孫です。
(11月7日、記載)