日本の心・さいき

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人間万事塞翁が馬・・・


 ノーベル医学・生理学賞の山中伸弥先生の座右の銘が、「人間万事塞翁が馬」とのことですが・・・、私もそのことが身につまされることを沢山経験してきています・・・。
 若い時に、失敗を沢山して欲しい、そこから本物を見付けて欲しいって感じで山中先生が言われていましたが・・・そうですね、失敗からも多くのことが学べると思います、いや、失敗をしないと、人間は成長しないと思います、若い時程、沢山失敗が出来ますね・・・?!
 世の人の為に偉業をなした人を調べてみますと・・・逆境を生き抜いていますね。多くの親は、子どもが将来苦労しない様にと願っていますが、若い時に苦労しなくて将来を明るく過ごそうと思うこと自体が不自然なのかも知れません・・・。
 昨晩(10月12日)、「金スマ」で、「花まる学習会」の高濱正伸会長が出演していました。現在、1万人の熟生を持ち、関東だけで86教室も持ち、入塾待ちが3000人とか・・・。
 世間に沢山ある(受験の)学習塾と違って・・・・ずっと先を見据えていて・・・将来、社会人として自立出来る様に、困難に負けずに生きて行ける様に・・・人間を育てることを目的にした塾になっていました・・・(←とても素晴らしいですね!)。
 具体的な内容を見ますと(テレビでの内容では)・・・
・40人の生徒に9人の教師が付いていました。
・子どもが皆笑顔で楽しそうにしていました。
・競争でなく、皆、一緒に(!)楽しくって雰囲気になっていました(親御さんも)。
・大きな声で言わせていました(自己表現の大切さ)。
・いくつかの問題を出した場合、×を付けずに、○のみ付けていました(成功体験で終わらせる)。
・苦手なものを食べた時、皆で、大拍手してあげて、褒めていました(すると、それを見た別の子も、苦手なものを食べて褒められ様として、食べれる様になっていました・・・)。
・自然の中での遊びを大切にしていました。
・大人が全力で遊ぶことを大切にしていました(リーダーの影響力は大きいので、大人のリーダーがまず上手に楽しく遊べることが大切ですね・・・家庭でも、親が笑顔で楽しく生きていることが大切ですね・・・)。
・会長が子どもの前でギターを弾いて、子どもと一緒に歌っていました。
・小さな成功体験の積み重ねから次第に自信を付けさせてやる気を起こして、最後までやり抜く力を付けさせていました。
 高濱正伸会長は、ちゃんとした教員の免許を持っている訳ではなく、1993年、33歳で、「花まる学習会」を創設し、当初は思った様に上手く行かず、普通の(受験の)学習塾にと周りからも言われていましたが・・・20年間の実績で、今や、大人気の状態になっています・・・。
 「花まる学習会」がここまで来れたのも、会長の(車椅子の)独り息子の丈太朗君の存在が大きかった様で、夏休みの「サマースクールでの野外体験(←今年は、300人が参加)」では、いつも、丈太朗君も参加して、一緒に楽しんでいました。
 そうですね、人生長いのですから、目先のことばかり考えないで、大人が大きな目で見て、子どもに教育して欲しいですね。
 正に、「人間万事塞翁が馬」ですね。
http://www.hanamarugroup.jp/koukyo/prof.html
http://qt.quu.cc/gyakkyo111.htm
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20060917/1