日本の心・さいき

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大学の在り方・・・

 大学の在り方ですが・・・→
 まず、チャンスを、春と秋の年2回にしては、如何でしょうか?
 大分県別府市にあるAPU(アジア太平洋大学)では、開校してから、ずっとそのパターンを採用していて、就職率もほぼ100%で、注目を浴びていますが・・・(←生徒の4割が、海外からの留学生で、英語で講義が行われていますが・・・)。
 大学入試は、どうあるべきか、やはり、落とす為の試験でなく、大学に入っても、付いていけるかどうかを問う試験であるべきで、大学に入っても、基礎学力が出来てなくて、補習をしている大学もある何て、本末転倒ですね。
 今の大学入試では、受験テクニックが問われるウェートが大きく、他人と差が付く問題がしっかり解けて、答えのある問題を如何に短時間で解くことが出来るかの(それも、難関校となると、全科まんべんなくって感じの)能力を試す試験になっていますが・・・それに費やすエネルギーは、その子どもの将来にとっては、無駄を含めて膨大で、そんなエネルギーをもっと有意義に使った方がいいのではと、私自身は、思っているのですが・・・。
 若い時から、海外でホームステイをして異文化に接触したり、自然と一体になった感じの体験学習をしたり、新しいことへの挑戦をしたりと、受験勉強以外にするべきことは、若い時であればある程、沢山あると思うのですが・・・。
 APUの学生さんに聞いても、自治医大出身の人に聞いても、同級生がアチコチから来ているので、とても面白い(楽しい)と言われていました・・・中高一貫教育を受け、又、入った大学に同じ卒業生が沢山いるとなると、少し問題ではないかと思っているのですが・・・?!
 ドイツの様に、大学のレベルに、殆ど差がない感じにしては如何でしょうか?大学に入っても、国内留学が簡単に出来て、そこでもしっかりと単位が取れ、更には、入った大学と卒業した大学が違っていてもいいとしては如何でしょうか?
 つまり、旧帝大の大学を全て、大学院大学(大学卒業後に入学)にして、高度研究中心の大学にしては如何でしょうか。
 例えば、九州で言えば、国立大学に関しては、九大以外では、同じ学部や学科では、N大が上とかK大が上とか、言わない傾向にあります。小児科や産科の集約化と同じで、研究は、大学院大学に集める感じにして・・・他の大学では、例えば、医学部では、研究よりも教育と臨床、特に教育に、専念してもらった方がいいのではと思っているのですが・・・(←全ての医学部に、研究・臨床・教育の3つを同時に求めるは、無理な感じがしていますが・・・)。  
 以上は、大学の在り方に関して、以前から抱いている私の提案です。

*写真は、2005年07月14日、カナダの(私が1ヵ月通った)トロント大学で撮ったものです。

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