日本の心・さいき

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つぶやき(多国語)(11)

 平成27年〇〇月〇〇日(日)に、家内の母親の米寿で、鹿児島県国分市に集まりました。で、昼、皆で食事を楽しく食べたのですが、そのレストランのすぐ近く(10m先)に、何と、「スロバキア名誉領事館」がありました。
 で、レストランのウェイトレスを、スロバキアの女性がしていて、私たちに給仕してくれました。で、いきなり私が、サービスに対して、「ジャクイエム(ありがとう)」と、スロバキア語で言うと、凄く驚いた顔になり、一緒に食事していた義理の兄弟たちも、スロバキア人のそのスゴイ驚きに驚いていましたが・・・?!
 そうなんです、たった一言でも、言葉の威力って、大きいんですね。そのスロバキアの女性、片言の日本語以外に、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語(!)も話すと言われていましたが・・・ヨーロッパでは、こんな感じの人、多いみたいですね・・・?!
 
 で、以下の内容は、私なりの多言語に対するエッセイですが・・・→

 日本人にとっては、最も易しい言葉は、インドネシア語ですね。子どもだと、3カ月もすれば、会話できるはずです(インドネシアに1カ月滞在経験あり)。タイ語も、文字は難しい感じですが、慣れれば、さほど難しい言い方もなく、覚え易い言語だと思います(タイに1カ月半余滞在経験あり)。韓国語は、欧米の人には、超難しいと思いますが、日本人にとっては、順番が同じだし、漢字を思い浮かべれば、どんどん単語が覚えられますね(釜山の学校で、ハングル勉強しましたが)。トルコ語は、日本語と語順が同じだったり、文字の最後にテニオハが付く感じで似ているので、日本人にとっては、欧米の人よりも遥かに覚え易い言語だと思います。
 日本語では、有気音と無気音の区別がなく、それが、韓国語では、平音激音濃音と3つもあり、中国語では、有気音と無気音の区別になっていますね。必ずン以外は、母音で終わる日本語にとっては、しばしば子音字で終わる韓国語や中国語は、聴き取りにくいですね。ヒンディー語ベンガル語シンハラ語(やパンジャービー語)では、無声音の無気音、無声音の有気音、有声音の無気音、有声音の有気音と、きれいに4種類に区別しているので、言語を勉強するうえでは、これから入ると、多国語が理解し易いですね(それに、中国語のそり舌も、これらにはありますが・・・)。
 アラビア語は、やはり、イスラム世界以外の人だと、大変ですね。しかし、コーランムスリムの子ども達は読んでいる訳だし、やれば、出来るはずです。人称が14もあり、動詞の派生形も1〜10形まであり、ダブル動詞、弱動詞、くぼみ動詞もあり、物を数える時の数字の言い方は、超難関ですね。アラビアの人も、時々、数字の言い方、間違っているとか?!
 ロシア語などのスラブ語は、例えば、ポーランド語では、7つも格があり、ドイツ語(では、4つの格のみ)と同じく、それなりに難しいのですが、冠詞がなくて言うことが多いので、その点、ちょっと楽ですね。
 今は、どの言語でも、インターネットでお金も要らずに独学で勉強出来る時代です。やる気と言語力で、誰でも、海外で活躍できる時代です。
 私、団塊世代ですが、暇を見て、いろんな言語に挑戦しています。自分の身を守る意味でも、多国語は必要ですし、ちょっとしたあいさつ語でも知っていれば、楽しさ、倍増ですね。

http://gen-khb.co.jp/sv.html(←スロバキア共和国名誉領事館)