日本の心・さいき

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教育改革

 安倍首相が教育改革を目指しています。
 1億総批評家って感じの今の日本では・・・大多数の同意を得て、かつ、実行となると、(教育100年と言われる様に)ハードルは、非常に高いと思われます。しかし、時代は、グローバル社会、もう、待ったなしって感じになっていると思うですが・・・?!
 以下の内容は、再掲ですが、この私の基本的な考えは、今も変わりません。
 かって、「私なりの教育改革論」を内容に含む、自費出版、「続・為になるかも知れない本」を全国の医科がある大学80全てに贈呈させて頂きました。
 その時、ある私立医科大学の学長から・・・→「大学入試の改善に付いて、私が常々考えていた見解と同一で愉快に感じました・・・」との返事を頂きました(昭和62年)。
 又、今年の5月に、有名な私立大学の名誉教授から、「大学入試作題の改革案」を作成する際に私の内容が目に止まった感じの内容も頂きました。
 
「教育改革」
 教育改革は、やはり、まず、大学改革から始めるべきだと思う(社会の受け入れ体制がもっと本当の実力を大切にする様になってくれることが望ましいが・・・今は、結構能力主義的な職場が多くなっているし、益々、その傾向が強くなるのでは?!)。
1、旧帝大を失くし、それ等は、全て新たに研究中心の大学院大学とする。
 例えば、熊大と長大がどちらが上とか下とかは、あまり問題にならないはず。地方の大学に行くのに、小学校の時から塾通いなんて、滑稽に受け取られるだろうから、その内、塾に行く必要も受験勉強も、今ほどではなくなるだろう。(ドイツでは、大学のレベルは、どこもほぼ同じ)
2、医学部と教育学部は、大学卒業後に、受験する(大学院大学)。
 ホントに医療や教育をしたい人が選ばれるべきである。又、社会もそれを望んでいると思う。(アメリカの様に、法学部と医学部は、大学院大学に)
3、入試を春と秋の2回とする。(別府にあるアジア太平洋大学の様に)(いい生徒に機会を沢山与えて、じっくりと時間を掛けて選ぶべきである)。
4、その大学の出身者がその大学の教授になれない様にし、かつ、教授に期限を設ける。
5、小・中・高の校長の採用は、オープンにし、その期限もしっかりと設けて選出する。その代わりに、校長に独自の強い権限を与える。
6、義務教育であっても、基本的なことが出来ていない場合は、落第の制度を設ける。(先進国で義務教育に落第の制度がないのは、韓国・日本ぐらいのもの?!)
 大学での講義内容や試験問題が良くないケースが多い。毎年同じ講義内容や試験問題を出す教官もいるし、感情で落としたりする教官もいる。是非、教官の評価を学生自身にさせて、それでいい評価のない人は、(アメリカでしている様に)次回から遠慮してもらいたい。
 看護師国家試験や医師国家試験の問題も、資格試験であるからして、落とす為の試験でない様にしてもらいたい。
 情熱を持って教えることの好きな先生に教師になって欲しい。楽しい学校生活であって欲しい(不登校なんて、ホントに楽しければないはず)。
 大人の目線でなく、子どもの立場になって、教育をしっかりと考えて欲しい(子どもの吸収力は、大人の比でない)。(教育に、国はもっとお金を掛けるべき)
 
 今や、人生60(65)年でなくて、今は、90年の時代です。60(65)歳で燃え尽きることのない様に、余力をかなり残しておきたいものです。