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国家資格試験・・・

 年一度だけの医師と歯科医師の資格試験である国家試験が先の2月の初めに行われ、3月18日の14時に、厚労省からその合格発表がありました。
 第108回医師国家試験の合格率は、新卒は、7,921人の出願数が出て、7749人が受験して、 7,278人合格して、合格率は、93.9% でした。全体では、8,849人出願数が出て、8,632人が受験して、7,820人合格して、合格率は、「90.6% 」でした。
 第107回歯科医師国家試験の合格率は、新卒は、出願数が2,656人出て、実際には、2,241人 が受験して、1,642人が合格し、合格率は、73.3%でしかなく、全体では、3,644人の出願数が出て、実際には、3,200人受験して、2,025人の合格で、合格率は、「63.3%」でしかありません。
 激しい受験勉強後に、更に、厳しい最短6年間、大学で学んで、その後、年1回の試験を受けます。医師になるには、歯科医師になるには、どうしても、合格しなければいけない関門です。看護師の場合は、試験は、1日で終わりますが、歯科医師の場合、2日、医師の場合、3日もそれに費やされます。
 看護師の場合、どうしても合格しない場合、准看護師の免許を取る手もありますが(実際に、そんなケースを見て来ていますが・・・)、歯科医師や医師の場合、他の道は、半ば閉ざされた状態です。
 何せ、厳しい大学生活(最低)6年間を経験していますから・・・。
 医師になりたくて医学部に行きたくなかった、しかし、周りの都合で行かざるを得なくなり・・・しかし、医学に興味が持てなく、何とか国家試験まで来たけど、どうしても受からなくて・・・って感じのケースもあるかと思われますが・・・?!
 大学人や官僚の上の人中心の発想ばかりになっている感じで・・・実際の学生や第一線の臨床医の意見も聞いてみるべきではと思っているのは、私だけでしょうか・・・?!
 試験の基準点が(必修問題の8割以外は)いつも変わっています。資格試験なのに、問題も、差を付ける為って感じ(?!)が無きにしも非ずですが・・・?!
 大学も、国家試験合格至上主義って感じになっているケースもあり、又、合格率が悪いと、私立の場合、補助金が減額されるってこともあるし・・・?!
 国家試験の夢をよく見るって話、しばしば聞きますが・・・?!
 厚労省による改善を強く望みます。
*まとめは、昭和54年に私が書いたものです。基準点もかなり低い状態にあったかと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%AF%E7%A7%91%E5%8C%BB%E5%B8%AB%E9%81%8E%E5%89%B0%E5%95%8F%E9%A1%8C
https://www.youtube.com/watch?v=P88qbVPkypY
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20140224/1