日本の心・さいき

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韓国演奏旅行を終えて・・・



韓国演奏旅行を終えての自分なりの感想ですが・・・
1、大きな変化
 仁川空港で降りて、清州市に行くのに、その間、10年余前と比べて、かなり変化していました。道路も広くなり、又、着くまでの時間も短くなっていました(それでもバスだと2時間余掛かりますが)。街の景色も一変し、清州市のバスターミナルも、大きく変化していました。(・・・←まる10年余経っているのですから、変化の激しい韓国では、当然のことですが・・・)
2、箸の文化の相違
 韓国の箸は、木でなく金属です。スプーンで食べることが多いのですが、器から皆で食事を取る時、日本では、自分の箸の方向を逆にして取ったり、別の箸を用意していて、それで取ったりしますが、韓国では、それは、ないですね。皆、自分の箸でそのまま取っていました。(・・・←なべ料理で取る感覚ですね。これの方が親密度が高くなっていいと思いますが・・・)
3、韓国の子ども達
 韓国の子ども達、じっと大人しく聞くのは、苦手みたいに思いましたが・・・→やはり、子どもは、じっと出来ないのが正常なのかも知れませんね。
 ある校長先生が、日本で大学生で講義をした時の話ですが・・・→姿勢を崩さずに難しい顔で自分の話をずっと聴いている大学生が多くて、まるで、ここは、共産主義の国家ではと思ったほどですが・・・と言われました。日本では、質問は、少ないし、自分のしっかりとした(皆と違った感じの)意見を堂々と述べること、少ないですね・・・?!
4、日本語を知っている韓国の子ども達
 韓国では、韓国の子ども達から日本語で話し掛けられました。私の演奏が終わると、子ども達から囲まれることもしばしばでした。とても積極的な子どもが多いと思いました。学校で、第二外国語に、日本語を選択している生徒も少なからずいる様です・・・。
5、文化の違い
 日本では、「周りの人に迷惑にならない様に、携帯電話の・・・」って感じで、それが何度も車内で流されます。電車に乗っても、バスの中でも。しかし、韓国では、そんな放送、まずなかったですね。バスの中でも、携帯電話で普通に話していました。まあ、短い時間であれば、そんなに気にしなくてもいいのではと思いましたが・・・。
6、医学部は難関
 韓国でも、医学部は難関で、600満点で540点必要で、中には、580点取らないと入れない大学もあるとか。又、日本と同じく、医師不足で悩んでいる。
http://world.kbs.co.kr/japanese/program/program_sisa_detail.htm?No=145
7、水が少ない韓国
 ウォッシュレットが、ホテルにも、仁川空港にもありませんでした。今回初めてそれに気が付いたのですが・・・韓国は、夏以外は、水不足とのことでした。そのせいでしょうか、水の豊富な日本と違って、水を沢山消費するウォッシュレットが付いていないのでは・・・?!
8、食べ物の種類が豊富
 韓国の食事と言えば、日本人の多くの人は、肉って感じに思う人が多いかと思いますが・・・韓国料理の種類の多さに、今回、改めて気が付きました。まだ、韓国料理の中には、一般の日本人が口にしていない料理、まだまだ沢山あると思いますが・・・?!
 (ドングリで造ったものや)黒豆の粉で造ったうどんを食べさせてもらいました。片田舎でしかそれが食べなれないので、そこまで行って食べさせてもらったのですが・・・→そこの店の人が、「日本人が遠くからわざわざ来ているのに、何で、こんな所に来て、こんなものを食べさせるのか?」と言われていました。韓国人の優しい「もてなしの心」、この時、強く感じました。
9、清州市に行くには・・・
 「清州空港」がありますが、日本からの直通はありません。それで、「済州島」に日本から飛行機で行って、そこでも観光して、その後、飛行機で「清州空港」に行くと言う方法があります。
 清州市の観光では、2001年9月ユネスコに世界記録遺産として登録された「直指」がある「清州古印刷博物館」(日本語のビデオあり)や、原型がきれいに残っている朝鮮時代の代表的な石城の「上党山城」、伝統文化の流れが一目で分かる「国立清州博物館」、撮影地としても有名な6Kmに渡る「(プラタナス木の)清州並木道」、それに、大統領の別荘だった「青南台」などがあります。
 清州市のある忠清北道は、どこも海に全く面していませんが、韓国のど真ん中にあるので、そこから、アチコチ旅行するのもいいかと思います。私の宿泊していたホテルでは、清州市で働いている日本人が(会社契約で)そこでの客の半分程を占めていました。
*10日に、昼食を摂った古家(280年前造)で、民宿もしていて、主人は、有名な踊り手。