日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

韓国演奏旅行を終えて・・・

 5月8日(火)〜12日までの韓国清州市滞在を終えて、13日の夕方に佐伯市の自宅へ帰りました。
 韓国では、小中高の学校では、日本と同じ様に落第することが(病気など、特殊な例を除いて)まずなく、大学も、95%以上が無事に卒業出来るとのことでした。大学を卒業しても就職難の為に、小さい時から勉強をせざるを得ないとのことでした。不登校の生徒がいても、日本ほど多くないとのことでした。韓国は日本の後を追っているので、これから不登校も多くなるのではと言われていましたが・・・。
 1980年代に日本で生活をしていた人(校長先生)が言われていました。あの時、日本は凄いなあと思って憧れていたそうですが・・・・。(今は、どうでしょうか?)
 13日(日)に博多駅の「TOKYU HANDS」で、機内持ち込みが出来、角から中に簡単にモノが入れられる(←このタイプのトランクを初めて見ましたが・・・)素敵な(1万円前後する)トランクを買いました。中国製でした。買う時に手続きをしてくれた人は、日本語の上手な若い中国の女性でした。宿泊した「東横イン」でも、日本語の上手な若い東南アジア系の女性(中国人?)が働いていました。
 国際化の時代、海外の人が観光だけでなく労働を求めて日本に来てます。が、韓国の人の話だと、やはり、日本はまだ怖いと思っている人が多い様で、以前と違って、学校からの修学旅行としては、敬遠傾向にあるとのことでした。(地震がまだ、しばしば現実にあるし、富士山が爆発するのではとの噂も流れていて・・・?!)
 政府に対して、どうして日本国民はあんなに大人しいのですかと言われました。不思議がっていて、韓国ではとても考えられないことと言われました。韓国では、官僚は、いつも民衆から突き上げられて、ビクビクしていて大変とのことでした。(日本は、全く逆で、官僚にとっては天国?!)
 ITが、韓国の一般の人に、日本以上に浸透していました。それに、英語の教育が凄いですね。しかし、せっかちな人が多いのでしょうか、速足で歩く人が多い感じで、交通事故は、世界一って感じになっているそうですが・・・?!
 清州市の私立の小学校(この一校のみ)では、(以下の内容は、その小学校の校長先生から直に聞いた話ですが)給食費だけ公からもらって(給食費も、親が出している私立もあるとことでしたが・・・)、後は、親がお金を出して、この学校に通わせているとのことでした。
 350人の生徒に、英語担当の外国人が12人もいて、何と、1年生から週に12時間(!)も英語の授業があるとのことでした。高いお金を出してまでその学校を選んで行かせているので、不登校の人はいないと言われていました。試験は、クジだそうですが・・・。
 それに、1年生から6年生まで、全員が、バイオリンかチェロかフルートかのいずれかの楽器を選択することになっているとのことでした。それに、希望者を募って、小学校の高学年になると、2カ月間も海外でホームステイをすることが可能とのことでした。
 その小学校の教育に関しては、政府は、お金を出していないので、口も出せないとのことでした。(←日本は、国に抱っこって感じで、給食費も出さない例もありますが・・・)そんな思い切った教育が出来る私立の小学校が、韓国に70校もあり、その内の40校はソウルにあるとのことでした。