日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

大切なもののない生活・・・

 今朝(3月17日、土)、NHKテレビで、戦場カメラマンで有名な「渡部陽一」氏(今年の4月からNHK教育テレビのアラビア語講座に出演予定)による「課外授業」がありました。
 静岡県富士市にある彼の母校の小学校での課外授業でした。
 内容は・・・→2回あり、初めは、大切なものを言わせて、それがない生活をしての(1週間後の)報告でした。
 「大切なもののない生活となると、どうなるのでしょうか・・・?」
 ・「ゲーム」がなくて過ごした子は・・・→ゲームがなくても、家族の会話が増えたりして、楽しいことが他に沢山あることに気が付いていました。
 ・「時計」がなくて過ごした子は・・・→時計に代わるものとして、鳥(ウコッケイ)の朝の鳴き声や太陽の動きや決まった時間に鳴るサイレンなど、他にもあり、時計がなくても生活が出来ることに気が付いていました。
 ・「(小さい時から分身の様に大切にしている)ぬいぐるみ」がなくて過ごした子は・・・「ぬいぐるみ」がなくて、(寂しくて)友達に相談したりした結果、いい出会いを経験して、「ぬいぐるみ」がなくても楽しく過ごせることに気が付いていました。
 ・「表情」がなくて過ごした子は・・・笑顔がとても大切なことに気が付いていました。
 普段から大切にしているものがなくなると困りますが、なくなっても、それから先どうしようかと考えて、新しい方法があることに気が付き、今まで経験しなかったことが体験出来ることの素晴らしさを、渡部氏は、後輩に体験させたかったのだと思います。
 そうですね、車を持っている人は、車がないと生活できないと思っていますが、ホントにそうでしょうか・・・?!(・・・←自分には、もう、自動車運転免許証、更新せずになくなりましたが、困っていませんね!←お金も節約できるし・・・?!)
 人間、生きる上で、いろんな場面に出会います。
 自分にしても・・・→(宮崎医科)大学を去る時、教育を捨てなければいけないので、とても残念でしたが(当時、大学での私の好きなことの順番は、教育・臨床・研究でしたが・・・)、何か(この時は、郷里で新生児を含む小児の救急医療)をしようとすれば、大切なものを捨てなければいけないと思い直して、自分なりに納得してきましたが・・・。
 約20年間、小児救急医療をしてきた故郷の佐伯を立ち去る時、沢山の趣味仲間(茶道、書道、篠笛、和太鼓、盆踊り太鼓、水墨画謡曲・仕舞、太極拳・太極剣、ヨーガ、韓国語講座、英会話仲間、パソコン仲間、国際交流仲間、茶道と盆踊り太鼓を教えていたインドネシア研修生、それに、自分が創設して会長となって積極的に活動していた”日本の心・さいき”の会と”子ども茶会”の仲間)と大切な家族と離れることになり(単身赴任)、断崖から突如突き落とされる感じでしたが・・・。
 (自分で医事新報で探した)福岡県の(家具で有名な)大川にある病院では、自分の要望で(24時間体制の)小児救急医療が出来、アチコチで(好きな)講演と公演が出来、それに、小学校の総合学習で1年間、篠笛・和太鼓を教えることが出来て、満足していましたが・・・。
 長くは持たないだろうと思っていた(上)天草(龍ヶ岳町)での生活も、今年の8月でまる7年にもなろうかとしています(直ぐに引き上げられる様に、初め、少ししか荷物を持ってきてなかったのですが・・・)。
 今は、(年間3カ月もの長期休みをもらって非常勤小児科医師として)自分なりに(休みと午後からの時間外に)仕事が出来、演奏もアチコチで出来て、好きな教育も病院の前にある看護学校で出来て、とても満足しています・・・。
 今日(土曜)も明日(日曜)も自分なりに(拘束はありますが、実際の診療は、時間を決めて)仕事をし(土日祝は、常にそんな感じですが)、5月のゴールデンウィーク明けには、韓国の清州市で(4カ所で)演奏することになっています(2001年も、そこで演奏していますが・・・)。
 その後、(昨年に行きそびれた憧れのフランスの)パリで、アパートを借りて、しばらく過ごすことになっています(・・・←体力のある時に、今しかない、時は今と思っています。・・・←自分のご褒美と家内への感謝の気持ちですね?!)。