日本の心・さいき

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続・細気管支炎・・・

 細気管支炎の治療では、今までに、いろんな事がありました。・・・
 ・・・入院中、(深夜、気が付かず、モニターを付けていたので、ブザーが鳴って周りが気が付いて)痰が気道に引っ掛かって呼吸停止となっていて、深夜直ぐに行って、(幸いに)救命したこともありました(その時、部長室が病室の隣にあって、その部長室に泊まっていましたが・・・)。
 ・・・外来診察中、急患で呼吸停止寸前状態で来て、直ぐにネブライザーをして救命した例もありました(数例)。(・・・←熱がないと慌てない親御さん、いますが・・・咳が強くて眠れない時、呼吸状態も、しっかりと把握して欲しいものです・・・)
 ・・・細気管支炎の治療をするも、全く反応せず、呼吸状態は悪化の一途・・・→で、小さいけど細気管支炎でなく喘息(!)と診断して(・・・←昔は、乳児の喘息は、マレでした・・・)、その治療をすると、嘘の様に、スッと軽快したこともありました。
 ・・・19床ベッドを持って、個人開業(8年半余)で、寒い冬は、深夜は、(泊まり込んでの)この病気との闘いでした。(・・・←若かったから出来たことで、もう、無理ですね・・・)
 ・・・退院しても、その後、同じ児が何度も入院した例も、多いです・・・。
 退院後、長い勝負になる可能性が少なからずあることを、退院時に、いつも親御さんに説明しています。
 12月のある土曜日、ある小児科病棟、細気管支炎ばかりが4名入院していますが・・・。
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20101204/1