日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

平和への誓い・・・

 1945年8月6日午前8時15分、広島に原子爆弾が落とされた。それから66年経った今、広島平和記念公園で、「広島平和記念式典」が行われているのが、テレビで放映されていた。
 今年の6月に広島に行って、広島平和記念公園の近くのホテルに宿泊して、「広島記念公園」をじっくりと見て回った。その時には、(この式典に合わせてと思われるが)工事中だった。
 自分の生まれた1949年は、戦争が終わって、ちょっと経った時。又、1944年12月には、昭和東南海地震が、1946年12月には、M8.0の昭和南地震が起きている。
 余震は、人が思っている以上に長く続き、大きければ大きいほど、その余波も大きく、阪神淡路大震災にしても、今でも、その余震が(人には感じないが)続いているとのこと・・・?!
 「災害は、忘れた時にやって来る!」って言い方がある。核の場合は、スケールがケタ違いに大きい。今、広島では、わずか1発の原爆で、275.230人もの御霊が弔われている。
 原発利用も、賛否両論、いろいろある。核を持つことでの平和維持だ何て、大国のエゴでよく言われる。しかし、今までの経過から見ると・・・→核の怖さ以上に、それを管理している人間のエゴの方が、怖い気がしてならない。
 今回の式典で、「平和への誓い」と題して、小学校6年生の福原君と藤田さんが言われていた、「どうして人間は戦争するのでしょうか?戦争を始めるのも人間、だとしたら、止めることも出来るはず・・・」と。子どもの目は、確かですね。
 福島の原発事故も、再三の適切な注意がないがしろにされ、いろんなしがらみの結果、絶対に安全との想定の元で、押し進められてきた結果ではないでしょうか。
 熊本の第五高等学校で英語教師をしていたハーン(作家:小泉八雲)が日本に来た時、「日本は貧しいけど、自然があり、家族があり、地域がある」と言っている。
 今は、どうでしょうか?個人主義と利己主義をはき違え、本来の「日本の心」が失われつつあるのでは・・・。
 他人を批判する前に、まず、自分が自分なりに反省してこの瞬間から変わろうと努力すること、それが再出発への近道ではないでしょうか・・・。

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