日本の心・さいき

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対話の授業・・・

 今朝(7月24日、日)のNHKテレビでの「特集フロンティア」で、北九州市貴船小学校教諭の「菊池省三」先生が紹介されていた。
 菊池先生は、「対話の授業」を大切にしている。ある生徒が話す時、他の多くの生徒は、話す相手にしっかりと向いて真剣に聴いている。
 菊池先生は、今の子どもに付いて・・・→「教師1人が多くの生徒を相手に話すだけの一方的な授業では、今は、もう通用しない。子ども一人一人と徹底的に対話をし、そして、その子なりに考えて行動する力を身に付けさせることが大切だ!」と言われる。
 今の子ども達の多くは、与えられることが余りにも多い。自分の頭で考え抜くことが苦手になっている。特に、解答がはっきりとしてないこととなると、黙り込んでしまう例も。いろんな他者の意見を聞き、自分なりに調べ、ある時は、他者とトコトン話して、そして、最後は、自分の頭で考え抜いて結論を出し、そして、実行する。(・・・←これが理想的?!)
 そうだなあ、このことは、正に、今の大人にも言えることかな。
 つい最近、(海外にもアチコチ支店を出している)大きな会社の(企画課の50代の指導的立場にある)ある上司と話した内容で・・・→「新しく入ってくる若者の学歴、ホント超一流なんだけど・・・それで、プライドが凄く高いんですよ・・・で、いろいろ言うと嫌がり、その癖、言われたことしかしないんですよ・・・→で、今は、もう、初めほったらかした感じにしています・・・→結局、出来ないんで、ぶつかって、ニッチもサッチも行かなくなって、やっと尋ねて来ますね・・・それまで時間が掛かるけど、仕方ない、今は、そんな感じで若者に対処していますが・・・今までの(家庭や学校の)教育が悪いんでしょうね・・・」と。
 確かに、若者の中には、与えられたことしかしない感じのケース、多くなっているけど、それ以上の年齢の人にも、その傾向にあるのでは・・・?!
 自分なりに調べ、自分なりに考えて、結論を出し、実行する・・・→この生き方、大切ですね!

http://www.asahi.com/special/kyoikuashita/TKY201012310282.html