日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

ウィリアム・カムクワンバ・・・




 アフリカのマラウイ共和国では、小学校の義務教育を卒業出来るのは、5人に1人程しかない。学費は無料だが、教科書やノートなどが買えないからだ。中学生ともなると、有料となる。
 そんな中で、マラウイ共和国の田舎町のウィンベ村で、ウィリアム・カムクワンバは、7人兄弟の2番目として生まれた。
 お金が無くて、中学校の時に、突如、中退となった。やむなく、独学で勉強するはめになり、図書館で本を読み、独学で物理や化学を学び、いろんな中傷にもめげずに、14歳の時、何と、風車で電気を起こして、周囲を驚かせた。それも、ゴミ捨て場の廃品類を集めて。
 その地方では、それまで、夜の光は灯油によるものでしかなかった。それに、水も、汚れていた。
 今では、その風力と太陽光による電力で、夜も電気がしっかりと利用でき(兄弟は、夜も勉強が出来て、成績が上がったと喜んでいて・・・)、又、きれいな水もそれを利用して、周りに供給出来ている。
 彼は、今、23歳。2010年9月から、アメリカのダートマス大学で学んでおり、将来は、母国の為に、役に立つ仕事をしたいと意気込んでいる。
 日本では、原発がなければ、電気が不足すると思っている人が多いけど、各所帯での太陽光を利用したり、火山国日本の地熱によるエネルギー開発がもっと進めば、そして、節電をすれば、不足しないと思うのですが・・・。

 それにしても、学問をする上で、確固たるモチベーションとハングリー精神、日本の子どもには、この2つ、どうでしょうか・・・?!


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