日本の心・さいき

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卒業式・・・




 病院の斜め隣に建っている「上天草市立上天草看護専門学校」で、37名の32期生の卒業式があった。感動的な、思い出に残る感じの、いい卒業式だった。
 卒業生が入場してくる時点で、既に、泣いている卒業生がいた。(それを見て、隣に座っていた4階病棟の師長が、(泣くのが)ハヤカーとか言って、驚いていたけど・・・この師長も、いつも泣くことが多いみたいで、それに対抗できる様に前もって用意しているティッシュを私に見せてくれたけど・・・?!)
 この学校では、この32期生から、社会人を採用した。やはり、社会人が少しでもいると、雰囲気が違っている。社会人の場合は、例外なく目的意識をしっかりと持っているので、熱心で、授業態度もとてもいい。
 成績優秀な人も、社会人に多いし、送辞を述べた2年生も、社会人だった。
 院長は、挨拶で、(32期生の)入学式の時に言った内容を復唱した。・・・→「医療の主人公は、患者さんである。医療は、患者さんの為にある。」
 そして、かってハーバード大学のC・W・エリオット総長が卒業式の時に述べた有名な言葉を言われた・・・→「君達はあまりにも自分自身のことを考え過ぎている。あまり自分だけのことを考え過ぎるな。他人のことを配慮することが習慣化された人間になって欲しい。そうして正しいと思ったことは勇気を持ってやってくれ!」。
 2年生の代表が、涙声で、送辞を述べた。そして、3年生の代表がやはり、涙声で、答辞を述べ、述べている途中で(サプライズがあって)、看護学校専属の先生全員に、37名が色紙に小さな字で書いた寄せ書きが、送られていた。
 沢山の人がすすり泣いていたなあ・・・。
 蛍の光を歌う時、(この歳でも)不思議に、2番もまだおぼろげながら覚えていたかな・・・?!
 2年生がずっと独りでピアノの伴奏をしていた(やはり、生演奏はいいですね!)。
 終わってしばらくして、卒業生がお礼の挨拶に来た。
 国家試験、全員合格して欲しいなあ・・・(合掌)。
http://www.youtube.com/watch?v=RDrcuXzofqM&feature=player_embedded