日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

名前が覚えられない・・・

 4月22日(木)の午後、1歳半と3歳児健診に行った。歯科の先生も来ていて、歯科検診も同時に行われた。
 地元の歯科の先生、子どもの名前を覚えていて、カルテが来る前に、顔を見ただけで、次々と「○○ちゃん・・・」「○○ちゃん・・・」と名前を言い、「お姉ちゃんになったネエ、・・・」何て言っている。又、「歯科は、どんなに泣いてもいいヨ・・・」何て(親御さんに?)言っている。
 地元にずっといるので、名前を覚えているのだろうか?いや、そうでもないと思う。自分は、ここに勤務してもう丸5年も経とうとしているのに、子どもの名前が覚えらない。地元の佐伯の時などは、20年近くも医療をしていたのに、子どもの名前がなかなか覚えられなかった。常に、診察室に呼び込む時や診察する時は、カルテを先に見て、「○○ちゃん」とか「○○君」とか言っているけど。そして、そのスタイルは、今も同じ。
 感心するのは、自分よりも1年遅れて就職している小児科の常勤医の先生、外来の看護師さんも、その才能に驚く程、外来の子どもの名前を覚えている。しばしば来る子どもは、殆ど100%近く。凄いなあ。
 (大分県)佐伯の(医療法人救急病院)N病院に勤務していた時も、小児科外来の婦長さんが、スゴイ数の子どもの名前を殆ど覚えていた。どうしてそんなに覚えられるかなあと思っていたが・・・。
 自分の場合、どうして覚えられないのだろうか?食堂で看護学生に会って挨拶されても、名前が出てこない。顔は覚えている学生にしても。記憶力が悪いのかなあ?記憶の中枢の機能がよくないのなかあ?しかし、自分だって、アミノ酸20の名前を間違いなくいつでも言えるし、解糖系のグルコースからTCAサイクルのオキザロ酢酸までの化学名20をずっと言えるけどなあ。
 覚える気が強くないのか、元々、その才能がないのか、→恐らく、名前を覚えないことが習慣化して、それから脱却できない状態になると思う。まあ、タバコがなかなかやめられない様なものだろう(私は、タバコを吸ったことはないが)。
 若い時から、いい習慣を身に付けたいものです。医師に成り立ての時も、いい習慣を身に付けておくべきでした。
上天草市では、3歳児全員に、視能訓練士さんが検査をしている。その検査を傍で大人が見ていても、とても面白い。子どもにとっては、この検査、遊びと思っているに違いない。小児科外来の診察も、こんな感じで、遊びにしてしまえばいいのだろうが。それにしても、視能訓練士さん、子どもの扱い方、上手だなあ。