日本の心・さいき

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脳にとっての3つのタブー

 2月28日(日)のタモリが司会の「脳育スペシャル第2弾」では、脳にとって悪いこと3つが紹介されていた。
1、愚痴を言う。
 脳とは、快楽を常に求めているので、疲れた、苦しい、もう出来ないなどの否定語はタブーとのこと。常に、前向きの言葉がいい。楽しい、味わっている、出来そう、考えるだけでもウキウキ気分など。否定語を周囲にまき散らしていると、周囲までが、同じ雰囲気にさいなまれる。つまり、周囲にも悪い影響を与える。これを「同期発火」と言う。(気を付けましょう)
2、趣味がない。
 好きなものだと、脳波的にも、その時、midα波が沢山出ている。趣味にワクワクして生きることは、脳にとってとてもいいこと。趣味は、生活の為にイヤイヤながらしている仕事のストレスを帳消しにしてくれて、脳機能を高めてくれる。マアッ、仕事が趣味って言うい人がいますが、一番好きなことは、やはり、趣味にすべきで、次が、仕事だと最高ですね。
3、もう、これで終わりと安心してしまう。
 人間の脳は、ゴールに達したと思うと、安心して、能力が落ちてしまう。難しい試験に合格した後に、脱力感を味わって、鬱状態になるのは、このせいか?!
 ゴールを常に高く持っておくことが大切。その点、浅田選手は、高い高い目標で、まだまだ伸びること間違いない感じだ。水泳の北島選手も、ゴールは、泳ぎ切った後の電光掲示板だと自分に言い聞かせて、最高の結果を出している。
 かって、オリンピックのマラソン選手の宗猛選手(高校時代、佐伯にある高校に通う)の講演を聞いたことがあった。その時、彼は、次の様に言った、・・・「我々宗兄弟は、何故、オリンピックでいい成績を上げられなかったのか、反省しました。で、結論が出ました。我々兄弟は、オリンピックに出場出来ることが常に目標でした。それが、間違っていたことに気が付いたのです。目標を、オリンピックでメダルを取ることにすべきだったのです。」と。
 脳細胞は、成人になれば、1日に10万個ずつ確実に消滅して行くだろう。しかし、脳細胞同士をつなぐ神経線維は、努力すれば、年齢に関わらずどんどん増え続けて行く。
 出来ない人は、次の3つをついつい言って、言い訳をしようとする。「忙しい」「もう歳だから」「頭、元々悪いんで」、・・・→自分を否定するこの言い方、益々、自分の能力を退化することに寄与しているだけです。(気を付けましょう)
 オバマ大統領も言いました、「Yes,we can !」と。自分を信じれる人間、自分を誇れる人間、これ、大事ですね。

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20100101/1