日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

ミラクルボディー・・・

 7月15日(日)の夜、NHKスペシャルで、体操選手「内村航平」さんの「ミラクルボディー」がありました。
 やはり・・・→脳の働きが凡人とは、明らかに違っていました・・・ナルホド!そう言えば、イチロー選手も、打席に立った時に、普通の人が閉眼した時に出るα波が出ていましたし・・・かって7冠を手にした将棋士羽生善治さんも、ここぞと言う時、左脳を抑えて右脳をダイナミックに使っていたなあ・・・?!
 「内村航平」さんは、小さい時、鉄棒の蹴あがりが、何度練習しても長いこと来ませんでした(私も、兄から教わって、かなり挑戦しましたが、とうとう出来ませんでしたが・・・)。それが何かのはずみに出来る様になって、「(出来なかったことが出来る様になる)達成感」を味わい、それが世界の体操選手誕生への第一歩になっています。
 彼は、小さい時、トランポリンに興味を抱いていました。それも、将来の彼の技術に結びついています。両親が体操教室を開いていたことも、大きな要因でした。
 14歳の時、ビデオで「コバチ」の技を何度も見て、頭の中でそれをイメージして、こっそりと初めてその難しい技に挑戦して、上手く出来ています。
 自分の姿を、も一人の自分がしっかりと見ていると、彼は言います。多くの選手が、頭の中でイメージする場合、「三人称イメージ」で自分を見ているのに、彼は、「(普通は、実際に自分が運動していないと働かない脳の高次運動野を働かせて)一人称イメージ」で自分を見ているのです。実際に運動している時には、周りの景色をしっかりと見れているのです(←普通の選手だと、周りの景色に気を取られていれば、高度の回転が出来なくなってしまうはずなのに・・・)。
 彼も、初めから素晴らしい選手と言う訳ではなかったのです。しかし、出来ないことが出来る様になることがとても楽しくて、人一倍、努力しています。それも、楽しく(←楽しくないと、何事も、続きませんね!)。
 彼は、次の様な感じで言っていましたが・・・「理想の姿を追求することを目標にしているけど、出来ない。答えがないだけに、面白い・・・」と(←含蓄のある言葉ですね・・・)。