日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

本田紘輝君

 昨晩、12歳の若さで脳腫瘍で亡くなった「本田紘輝」君のことが紹介されていた。(大変感動しました!本田君、その関係者の皆様、ありがとうございました。)
 絵を描くことが大好きな少年が、鹿児島市立病院の脳神経外科病棟で亡くなるまでの凄まじい闘いが紹介されていた。
 ギリギリまで、その少年は絵を描いている。その絵が実に素晴らしい。多くの人に感動を与え、個展が開かれている。
 「頑張って」と言う言葉が一番イヤだと彼は言っていた。そうなのだ、常に頑張っていて、これ以上、頑張れないのだ。絵の内容が当初暗かったのが、逆に、逆境に負けない感じで、明るく強い感じで描かれている。彼の最後の方の作品、「負ケテタマルカ」は、正に、躍動感溢れていて、明るい希望が将来ある感じの絵だ。
 賞をもらっても、彼はさほど嬉しがらない。しかし、大好きな母親がそれで喜んでいる姿を見て、とても喜んでいる。母親を喜ばせる為にも、彼は、描き続ける。
 ギリギリまで、絵を描いて、そして、息絶え、旅立って行った。しかし、彼の絵は、彼の生き方は、はっきりと我々の前に生きている。
 子どもの才能って、凄いなあ。
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