(1)世界的な経済危機
(2)気候変動問題
(3)核軍縮・不拡散
(4)平和構築・開発・貧困
(5)東アジア共同体の構築
日本の鳩山首相が、今から日本が架け橋となって挑むべき五つの挑戦として、以上の5項目を国連総会で揚げている。
1956年当時の首相、祖父・鳩山一郎氏について「友愛思想の唱導者」と紹介し、「友愛精神に基づき、世界の架け橋となるべく全力を尽くす」と訴えている。
気候変動問題では、温室効果ガスの削減目標「2020年までに90年比25%減」に改めて言及して、各国の合意を呼びかけている。
また、平和構築ではアフガニスタン復興支援に関連し、「職業訓練などの社会復帰支援の検討」をうたい、パキスタンへの支援も表明している。
具体的な数字で示したものもあり、インド洋沖での給油に替わるものも提示し、ホントに実現できれば何かユートピアみたいな感じもしないでもないが、少なくとも日本がリーダー的立場でこれを積極的に進め様としている意気込みがひしひしと感じられてくる。(今までになかったこと、何故かなあ?)
オバマ大統領も、核軍縮に積極的だ。そうなのだ。まず、核を沢山持っている国が自ら減らしていかないと、北朝鮮やイランなどの他の国に持つなと言っても説得力がない。
名古屋市長も、自分の給与を3分の1程カットして、市の財政を立て直そうとしている。今回当選した衆議院議員も、次の時には比例区の数をもっと少なくするのは当然のことだが、今回わずか2日しか働いていないのにまるまる1カ月分もらうなんて、そんな所から改善してもらいたいものです。
リーダーがまず実践して、言っていることとしていることが一致していることを示す、そんなことからまず始めないと多くの物事は進まないでしょう。