日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

1週間のアトランタ滞在

・平成20年9月26日(金)(アメリカ1泊目)
 成田DL056で15時30分に出発し、約12時間後に着く。アトランタの到着時刻は、現地で9月26日(金)の15時10分。長女が迎えに来てくれていて、そのままホテル(コンドミニアム、1泊6.000円)に直行し、その後、長女の家に行く(長女、この1週間休み)。
 カイロプラクターの旦那さん(和泉宏典イズミヒロノリ:愛称ヒロ)は、広い南東アメリカにおいては、日本人のカイロプラクターとして開業しているのは、今の所、彼一人しかいない。
 (長女の話だと)カイロプラクティック(略称カイロ)の手技は細かく言えば300種類ほどあり、彼の方法は、NUCCA(ニューカ)と言って、アメリカでもあまり使用されていない方法(日本では、この手技でする人はまずいない)。沢山カイロプラクターのいるアトランタでも、少ない。カイロの歴史が新しい関係もあり、カイロでは、どの方法が最もいいのか、現在模索中らしい。器具を使ったり、強い力を使ったりといろいろあり。
・9月27日(土)(アメリカ2泊目)
 アトランタには、公園が多く、その中でも家の近くにあって犬の散歩に最適な「Piedmont Park」に、シャネネ(9歳のメス犬の名前)と長女と家内とで行った。アメリカでは、野良犬は日本と違ってまずいない。飼い主は、外に出る時は首輪を掛ける義務がある。犬の運命は、保健所で抹殺されるか、そこで将来の飼い主から拾ってもらえるか(長女は、保健所で、25ドルでこのシャネネを買っているが)、ペット屋さんで買うしかない。保健所の犬は、全て、増えたらいけないので去勢されている。ペット屋さんだと、商売なので、大量生産する為に、それなりの問題も生じているらしい。
 その後、スーパーマーケットに入って、朝、家内と食べる1週間分の食料を買った。雰囲気は、日本と大差ない。あまり見たことのない果物などがちらほら。
・9月28日(日)(アメリカ3泊目)
 ヒロさんが常に通っている「ウエストミンスター日本人協会に4人で行った。ヒロさんは、洗礼者。行った日、後ろの方にいて、マイクの音の調節などの係りをしていた。そこでの週報の報告に、自分達のことが載っていて、牧師さんから最後に皆に紹介されて、驚いた(和泉路子の両親が1週間滞在との内容で)。
 (自分の場合、宗教には昔から少なからず関心があって、小学校の時には、佐伯小学校の近くのキリスト協会に日曜によく通っていた。中学・高校では、九州で2番目に大きな修業寺として有名な「養賢寺」に夏休みの間によく行って、朝、座禅をしていた。大学の時に、原理運動を強引に勧める○○協会などからしつこく追い回されたこともあった。今は、イスラム教に一番関心を持っているかな。(自分の場合は、特定の宗教は信じていない。しかし、それなりのちょっとした宗教心は持っているつもりで、何かを信じている気でいますが?)
 驚いたのは、その協会で、礼拝が終わった後に、ヒロさんの患者さん(まだ、首が据わっていない乳児)が小さな部屋に連れて来られて、マットを1枚敷いて、カイロをその場でしたことだった。わずか3〜5分間、アトラス(第1頚椎、環椎)のズレと仙骨と腸骨の間の仙腸関節のズレの2点を矯正している様であった。赤ちゃん、目を閉じて気持ち良さそうだった(小さな乳幼児では、不安で初めの2回だけ泣くとのことで、それ以外は、泣かないとのこと。彼の手技は、全く痛くないので)
 昼食後に、ヒロさんの職場を見せてもらった(日曜なので、患者さんは誰もいなかった。カイロプラクターの使っている部屋の作りは、いたってシンプルで、同じ建物の中に、針をする中国人の部屋や、小児科医や内科医の部屋もあった。アメリカでは、カイロプラクターは、レントゲンを撮ることが出来、レントゲンの撮り方、ちょっと特殊な方法に思えた。
 その後、年に1度の2日間に渡る「Japan Festa」に行った。最後に盆踊りがあると書かれていたので、楽しみにしていたのだが、やぐらはあるのに太鼓はなく、又、踊っているのはちびっ子が主体であった(3曲あって、最後の曲は炭坑節で、それには大人が主体で踊っていたが、少し期待はずれだった)。以前は、戸外でもっと大掛かりにしていた様であったが、次第に規模が縮小している感じになっている(と長女は言う)。
・9月29日(月)(アメリカ4泊目)
 24時間全世界に情報を流している「CNN」に4人で行った。その後、センテニアル・オリンピックパークに行った。そして、最後に、「ジョージア水族館(世界一?!)」にも行った。結構忙しかったが、面白かった。
・9月30日(火)(アメリカ5泊目)
 有名なストーン・マウンテンパークに行った。360度のパノラマって感じで、見晴らしがとても素晴らしかった。
 その後、着込んでスーパーマーケットに行った(中は、とても寒かった)。そこでは、不思議なことに、写真撮影が禁止になっていた。前行ったスーパーマーケットでの値段と比べて各段に安くてビックリした。店員さん達は殆どアフリカのエチオピア人で、違法で入っている?ので、写真を撮られたらまずのかなあ何て考えてしまった。
 家に帰ってから、長女から、カイロプラクティックでのニューカの特殊な頭部レントゲン撮影の撮り方と見方を教わった。
・10月1日(水)(アメリカ6泊目)
 午前中、4人でアトランタ動物園に行って、パンダを2頭見た。今までに、日本の上野、タイのチェンマイでも見ているが、今回で3回目。ジャイアンツパンダは、いつ見ても可愛い。格好も動作も。
 それから、有名なルーサー・キング牧師の記念館と夫婦で埋葬されている所と生家に行った。キング牧師が、インドのガンジーの影響を強く受けていたことを知った。
 夜、長女の自宅で、長女が旦那さんからカイロをしてもらっているのを見た(大学で、下の学年のカイロのモデルになり、そのせいか少しガタがきていた)。で、予定にはなかったのだが、私も、診察と治療をしてもらった。私の場合、(この時、レントゲンを撮ることなしに診察して)右足の長さが左足よりも2cmも短くて、右足の先が左よりも外に開いている。又、頭が左に傾いているとのこと。で、ヒロさんからニューカなる方法で、左側を上にして、5分間ほど手だけ使ってカイロプラクティックをしてもらったが、何と、その後に足の長さがドンピシャリ同じになり、右肩と左肩の高さが同じになり、片足立てが長く出来る様になり、私も家内もビックリ。(スゴイ、スゴイ!ホントにスゴイと思いました。矯正する時に痛み全くなし。カイロをしている時、小さな音が30回程しましたが)
 ヒロさんは、カイロの説明に、職場にボーリングのボールを置いていて、それに手指を入れてそのボール真上に上げ、「真っ直ぐに上げると楽だけど、少しでも右や左に傾くと、手にスゴク力が必要となって大変。それと同じ(ボールが頭、手が背骨に相当する)。重い頭を真っ直ぐに支えるのに、人間は、それに凄いエネルギーを使っている。それで、他の所のエネルギー不足になって、体の不調が起こしやすくなると。
・10月2日(木)
 午前10時30分出発のDL055に乗って帰る。実に有意義だったアトランタでの滞在期間。ヒロさんは、長女の卒業に合わせて(来年の12月)、早ければ、ニューヨークで開業するとのこと。又、長女も、卒業までに、同じニューカの手技を何とか出来る様に頑張るとのこと。(次回行った時には、長女からしてもらうつもりでいる)