日本の心・さいき

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医者の本音

 ある大学のある科の医局で、教授が医局員に一人ずつ呼んで、本音をしっかりと聞いてみたそうな、「肩書き」と「収入」と「時間」の3つの内、どれを一番大切にしたいかと。但し、一つだけだがと。で、殆どの人が応えたそうな、「時間!」と。
 大学なんて、ホントに、安月給だ。その割には、こき使われれている感じだ。そんな特殊な所での問答でも、この結果なのだ。世間一般では、こんなに給料をもらっているのに、何で辞めるの何て言われるドクターは多いと思う。しかし、どんなにお金をもらっても、体ボロボロになり、自分の時間がないと、何の為に生きているのかって感じになる。それに、患者さんとのトラブルまで持っていれば、仕事に対しても懐疑的にならざるを得ない。
 もちろん、年齢にもよるだろう。自分の様に、子どもが皆仕事をする年齢にまで達して、還暦前で、体ボロボロになった状態では、もちろん、自分の「時間」が最も大切で、その次が、かなり差を開けて、「収入」と「肩書き」になる。肩書きも、却ってない方がいい位だ。
 自分の納得できる医療が出来れば、医療に関しては満足だ。自分の使いたい薬が使え、自分のしたい医療がそれなりに出来れば、満足できる。
 多くの医師も、そんな感じの人が多いと思うのだが・・・?!