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ポーランド旅行記(その6)

 平成28年(西暦2016年)3月24日(木)、ポーランド滞在6日目(クラクフ2日目)、朝から大忙しでした。
 洗濯ものをホテルのランドリーに出しました(その日、ホテルに戻った時に出来上がっていました)。7時過ぎに、部屋で急いで食事を摂りました。それから8時間半程の長いツアーが始めるのです(私達二人に、専属の日本語の通訳が付いてくれました)。 
 この日は、待望の「アウシュヴィッツ」と「ヴィエリチカ岩塩坑」の見学です。
 幸い、今までで、天気が一番良かった感じで、そんなに寒くもありませんでした。
 「アウシュヴィッツ」の言い方、これ、実は、ドイツ語なんですね。本当は、ここでは、アウシュヴィッツと言わずに、「オシフィエンチム」と、ポーランド語で言った方がいいみたいですね。
 ちょうど8時に旅行会社派遣の通訳の人が、タクシー運転手付きで、ホテルのロビーに来ました。実は、通訳が付けられないとのことで、ツアー会社がお金を100ユーロ(←高額ですが)、返金にしてくれました。で、代わりの人をとのことで、その人が来たのですが、この人、日本に来たことは全くなく、クラクフの大学を出ていました。英語と日本語がとても上手で、初めに、「田原さんですか?」と日本人の普通の言い方で言ってきたので、びっくりしました。で、緊張がどっと取れました。
 その男性と、政治や文化やポーランド語だけでなく、多国語のことなど、日本語で多くのことを話しました。とても有意義でした。で、帰る時に、何もあげなくても良かったのでしょうが、それ相応のチップを気持ち良く上げました。
 「ビルケナウ」→「アウシュヴィッツ博物館」→「ヴィエリチカ岩塩坑」の三ヶ所に行き、じっくりと悔い無く拝見しました。昼食も全く摂らずに(途中でカプチーノを飲みましたが)、ツアーは、予定の7時間を大きく超え、そのタクシーでホテルに戻ったのは、16:30近くでした。
 広島(2回、訪問しましたが)や長崎(2回訪問しましたが)にも、実際に見て、原爆の悲惨さの実態がより鮮明に理解できました。この「アウシュビッツ」も、実際に見て、やっと本当の姿を見た感じがしました。最後に、ガス室も見ました。
 高校性の時から、姉から、精神科医フランクルの「夜と霧」を読みことを勧められ、それをその時に読み、又、世界史の教科書に、「アウシュヴィッツ博物館」にある「労働すれば自由になる」と言う写真を見て、又、大学2年生の教養部の時に、哲学の講義で、この本を読みことが義務付けられたりしたこともあって、私の場合、約半世紀ほど、この「アウシュビッツ」を見ることが、長い間の念願でした。で、それが見事に実現した記念すべき日となりました。(もう、今回だけで、充分ですが・・・)
 世界遺産の「ヴィエリチカ岩塩坑」も、素晴らしかったです。地下にこんな所がある何て、驚きました。終わりの方で、ショパンの「別れの曲」が静かに流れました。

https://www.youtube.com/watch?v=mHCAItsllwQ(ビルケナウ)
https://www.youtube.com/watch?v=url0tufKseg(ブルケナウ)
https://www.youtube.com/watch?v=-YRSm2pxkyo(ビルケナウ)

https://www.youtube.com/watch?v=RCUw3VMMUcYアウシュヴィッツ博物館)
https://www.youtube.com/watch?v=yL4sGleO0PQアウシュヴィッツ博物館)
https://www.youtube.com/watch?v=FouhsKvPeQ4アウシュヴィッツ博物館)
https://www.youtube.com/watch?v=to1ycGEjrnIアウシュヴィッツ博物館、ガス室

https://www.youtube.com/watch?v=Ll4Aj8cJ1ccヴィエリチカ岩塩坑
https://www.youtube.com/watch?v=FSf9BZEsnvMヴィエリチカ岩塩坑
https://www.youtube.com/watch?v=b59bB-oKC2gヴィエリチカ岩塩坑
https://www.youtube.com/watch?v=2LHCVl2gReIヴィエリチカ岩塩坑
https://www.youtube.com/watch?v=DPPSh8B30NYヴィエリチカ岩塩坑
https://www.youtube.com/watch?v=oeJlp-O-p7Uヴィエリチカ岩塩坑
https://www.youtube.com/watch?v=9QrrzYAmk3Aヴィエリチカ岩塩坑、別れの歌)