日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

輪 廻・・・

 ある宗教では・・・→「この世は、仮の世で、本当の世界は、この世でなくあの世。この世に生を受けたのは、魂を磨く為。この世で功徳を積まないと、あの世に住み続けることが出来なくて、又、この世に出て来ることになる。この世は、生老病死って感じで、苦しい事で満ち溢れている世界。あの世は、毎日バラ色で、極楽的に過ごせるいい所。そこにずっと住める為には・・・→この世でしっかりと修行して、生まれ変わった感じで立派な人間にならなければいけない。」・・・何て言われていますが・・・?!
 又、ある宗教では・・・→「輪廻と言うのがあって・・・→ヒトは死んでも、必ず、又、何らかの形で生き返ることになっている。その場合、生前の行いで、人間になったり、動物になったり、植物になったりする・・・。」と。
 しかし、科学的に客観的言えることですが・・・→誰しも、この世に産まれた時に、既に、死ぬことが運命付けられている訳で、これは「不変の原理」。
 大宇宙の中で、ヒトの様な生物自体が存在することの確率って、それは極めて極めて低い。そんな生物が存在したとしても、それが今もずっと生き延びている確率は、更に、もっと低い。
 それに、地球上の生物も、地球の表面のわずかな部分でしか生きられない。地下の深くや、大気の薄い所では、もう、住めない。
 そして、生物は、人に限らず、命が絶えても、又、それが別の生物に一部になっている。地球と言うのは、一つの閉じた世界みたいなもので、地球の原子は、常に、巡り巡って、使い回されている。そう考えると、ヒトの命は、永久不滅なのだ!
 ある人の試算だと・・・→体重約70Kgのヒトが、火葬場の廃棄塔から二酸化炭素になって出て行くとすると、地球上のどこの空気を取っても、1m3当たり、約12万個のその人の炭素原子が入っているとのいとですが・・・?!
 そう考えると、死ぬことを恐れて、いろいろ悩む何て、馬鹿馬鹿しくなってくるのでは・・・?!
 そうです、今日も、多くのことにまず感謝して、自分なりに精一杯生きる、これが大切ですね。先人が「色即是空」とは、よく言ったものですね。そして、又、「空即是色」ですね。

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