日本の心・さいき

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日光観光(その3)・・・

 11月14日(水)の予定は・・・→
 10時前にペンション(←家庭的で、良かったです、食事と風呂が特に)を出て、「安良沢」バス停から、「奥日光ホテル四季彩入口」で降りて、今日宿泊するホテルに行く予定です。ホテルに荷物を預けて・・・→
 バスで「湯元温泉」まで行き、歩いて「湯滝」→「龍頭ノ滝」と行き、「中禅寺湖」のいい景色を眺めながら、グルット1周して、「イタリア大使館別荘記念公園」→「華厳の滝」と行く予定にしていますが・・・。

 現実は→・・・
 11月14日の早朝は、前日と反対にペンションの前の大きな通りを下って散策しました。この花石町(はないしちょう)、「緑と歴史の街」で、「花石神社」「植物園」「夜泣き石」、そして、前日行った「寂光ノ滝」など、盛り沢山ありますね。
 9時45分の「湯元温泉」行きのバスに、「安良沢(あらさわ)」でなくその手前の「花石町」から乗りました。観光客で最後の席まで超満員で、補助席で座らざるを得ませんでした。途中の「いろは坂(上り専用)」、紅葉が最盛期を少し過ぎていました・・・バスの観光客が多いので、急遽、「明智平(あけちだいら)」で降りました。
 これが幸いでした。「明智平」から2分間程ロープーウェイに乗って、眼下に絶景を眺めました。「華厳の滝」や「男体山(なんたいさん)」や「中禅寺湖」、超素晴らしい・・・(感激!)。
 その後、ロープーウェイで降りて再びバスに乗り、「奥日光ホテル四季彩(しきさい)」で降りました。(前もって言われていた様にホテルに)電話すると、(バス停からホテルまで、さほど遠くないのですが)直ぐに迎えに来てくれました。
 迎えに来てくれた人(65歳)、昭和49年夏の高校野球で、「八代東」出身で、何と、我が母校「佐伯鶴城(さいきかくじょう)」と甲子園行きを闘い(大分県熊本県、どちらかしか甲子園に行けない)、初め鶴城が勝っていたのに、その人が決勝打を打って同点となり、キャプテンが決勝打を打って、八代東が鶴城を下して甲子園行きを果たしたとの話で盛り上がりましたが・・・。(←昨日の敵は今日の友?)
 それと対照的に、何と、そのバス停に降りた途端に、雪が降ってきました。それも、次第に強くなって・・・積もったのは、今日が初めてとのことで・・・荷物をそこに預けて・・・「湯滝(ゆたき)」「竜頭ノ滝(りゅうずのたき)」と行く予定が頓挫しかかったのですが・・・少し降り方が収まったので、チャンは今しかないと思い、決行しました。
 「竜頭ノ滝」の滝壺まで、その八代東高校出身の人が車で行ってくれました。「竜頭ノ滝」では、竜の頭に似た豪快なその滝を見ながら、昼食を美味しく摂れました(←又、前日同様におでん、それに、団子と甘酒、お腹が空いて、景色がいいと、又、味が一層良くなりますね・・・?!)。
 そこから再びバスに乗りました(つい最近、クマが戦場ケ原に出て、私と同じ63歳の男性が負傷していましたが・・・)。雪は降り、外は寒い中、バスを待ちました・・・終点まで行かずに、「湯滝」を見る為に、「湯滝入口」で降りる予定が、あまりにも雪が強く降り続くので、(終点で雨宿りをしようと思って)「湯元温泉(ゆもとおんせん)」まで行ってしまいました。
 これが又別の人生を生んだ感じで・・・雪とは言っても、正確には霰(あられ)で・・・降ったり止んだりして変化し(高い所は、気候が変わりやすみたいで)、綺麗な「湯ノ湖(ゆのこ)」が見えて、感激しました。
 湯ノ湖から中禅寺湖に行く途中に、「湯滝」と「竜頭ノ滝」があり、中禅寺湖から落ちる滝が、「華厳の滝」で、この3つが、中禅寺湖の3大滝となっています。
 終点からバスで通って来た道を、周りのいい景色を見ながら、寒い中、歩いて行きました。「湯滝入口」まで、とても長く感じました。そこには、「湯ノ湖」を一周できる様に、ちゃんとした歩道が出来ていました。雨足でなく雪足でなく、霰足が強くなったり弱くなったりしていましたが、いい思い出になるかなって感じで、家内と一緒に頑張りました・・・。
 右手に壮大な「湯滝」を見ながら、急な階段をどんどん下りて行きました。降りた所で、滝壺に店があり、そこに入って、「湯滝」を見上げながら、「きのこ汁」を美味しく食べました。
 その後、バス停「湯滝入口」から乗って、「中禅寺温泉」で降り、「華厳の滝」を見に行きました。何と、立派なエレベーターがあり、下からしっかりと見れました。
 日本3大滝の一つのこの「華厳の滝」、霧でよく見れなかったり、水の量が少なかったりと、運に大きく左右されることもあるそうですが・・・。
 驚いたのは、華厳の滝と言っても、その周りに12滝があり、更にずっと周りを見ると、それ以外の滝もあり、又、岩がブロックを積み重ねた感じの面白い恰好をしていて、「華厳の滝」以外にも、見どころ満載でした。
 もう時間もないし、寒いし、雨も降っていましたが・・・幸いに、「(栃木県立)日光自然博物館」が近くにあったので、15時25分にそこに行き、15時35分から15分間の「悠久の四季・日光」の映画を見て(家内と私以外、誰もいない状態で・・・)、閉館(16時)までいましたが(←もっとゆっくりと見たかったですが)・・・。
 「中禅寺温泉」のバス停から16:30のバスに乗りました。そこに温度計があって、乗る前に見ると、2.5℃でした。
 それから、又、ハプニングがありまして、家内と話し込んでいたせいもあって(←気が付いた時には、既に遅しで・・・)、一つ先の「中禅寺金谷ホテル前」で降りてしまって・・・1キロメートルの距離を、暗い中、寒い中、雪が降る中、傘をさしてテクテクと歩いて、「ホテル四季彩」まで行きました。
 想定外の珍道中の今日の出来事を家内と話しながら、18時から17時半まで、夕食をゆっくりと摂りました。