日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

モーシャ・・・

 大きなゾウに義足を付けていると言うことで、タイの「モーシャ」のことが時々テレビで紹介されていますが・・・。
 「モーシャ」は、木材運搬の仕事をしている母ゾウと共に森に入っていた時に、人間の埋めた地雷を不意に踏んでしまいました。その時、「モーシャ」7カ月で、瀕死の状態でした。何とか、命拾いをしましたが、一本の前足を失くしてしまいました・・・それからの「モーシャ」は、元気なく・・・別人でなく別ゾウの状態でしたが・・・。
 3本足でこの先、無事に生きられるだろうか(→無理だろうなあ・・・)・・・ゾウに義足を(!)とのアイデアで、世界でどこも経験のない挑戦が、多くの人の願いで、献身的な人により始められました。
 何せ、ゾウに義足何て、初めてで、失敗を何度も繰り返し、何度も造り変えて(成長にも合わせて)・・・→大成功で、今では、「モーシャ」は、違和感なく義足を使って歩いています。
 ある地域では、親より早く亡くなる子は、死んだら星になると言われていますが・・・「モーシャ」とは、タイ語で、「星の子」の意味、正に、「モーシャ」は、一度地雷で死んでしまって、又生まれて来たゾウって感じなのですが・・・。
 今、「モーシャ」は、大の人気者で、多くの人に勇気と感動を与え続けています。
 ロンドンでのパラオリンピックで、両手が不自由な日本人男性が、スゴイ泳ぎをしていました。感動しました。又、足の不自由な人が、車イスに乗って、上手にテニスをしていました。スゴイなあと思います。足が2本しっかりと胴体に付いていても、テニス、難しいですね(自分も大学でテニスをしていましたが、途中で挫折して、諦めてしまいましたが・・・)。
 中国で、暴徒化した若者がクローズアップされていますが・・・暴徒化した若者に反省を促している中国人もいますよ(そちらの方がホントは、多いのですが・・・)!
 いろんな生きモノとも、いろんな価値観の人とも、人間は、上手く共存して生きるべきです。共生(協調)して生きることは、自然の節理なのです。それを多くの人が認めなくなれば・・・自分だけ良ければいい、自分の地域だけ良ければいい、自分の国だけ良ければいいって感じになれば・・・→いつかは、全て、自滅してしまう運命にあるのです。
 遥かかなたの星にいる宇宙人が、今の地球人を見たら、どう思うかな・・・?!