日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

悩む上司たち・・・

 9月13日(木)のNHKの「クルーズアップ現代」で、「しかる?ほめる?悩む上司たち」との内容がありました。
 上司が部下に対してどうあるべきか、永遠のテーマと思うのですが・・・優しいだけでは部下は付いてこないし・・・かと言って、叱ってばかりでも付いてこないし・・・難しいところですが・・・?!
 戦後の様に、世の中が成長期で、多くの労働者が求められ、上司が年上で、経験も豊富であれば、「年功序列」と「終身雇用」のピラミッド型でいいのでしょうが・・・今や、世の中はグローバル時代になっていて、完全に「年功序列」や「終身雇用」が崩れ、その上、会社人間よりも個人個人の生き方が重んじられる時代です。それに、上司よりも年上の人も多く、契約社員もいて、専門性を持った社員もいるとなると、上司に求められるものは、正に、「人間力」とも言うべきものでしょうか・・・?!
 1人の人間がしっかりと把握できる人数は10(〜20?)までではなでしょうか?超人だと100人程でも把握できるのでしょうが・・・ある病院の理事長(女性)のノートには、多くの従業員の家族の名前だけでなく誕生日までしっかりと記載されていて、そのことを口に出して言うことにしているとか・・・?!
 トップが独りでなく何人もいるとなると、例え皆が優秀でもまとまならい事が多々あります。トップの一人がずば抜けて統率力があり、それに周りが賛同してしっかりと支えて行けば、組織としては、上手く行くのでしょうが・・・。
 医師の場合、多くの開業医が悩むのは経営で、その中でも・・・→上手く職員と手を取り合って行くのは、至難の業です。トップの医師に付いて行けても、医師の奥さんには付いて行けない、医師の家族には付いて行けないってこと、あります。皆を平等に扱っていると思っていても、何をもって平等とするかの基準が難しく、職員から平等でないと思われることもしばしばです。
 「釣りバカ日誌」の様に、会社では、上下がはっきりしていても、会社から離れるとそれは全く関係ないって感じの世界もありますが・・・?!

*年齢によって、又、性別によって、職種によって、上司が慕われる条件は違ってきますね。 小学校の生徒は、時間が経つと、(隣のクラスの先生よりも)受け持たれた先生の方を慕いますね。しかし、いろんな世界では、元々どうしてもウマが合わなくて、(表立って争わなくても)お互いに離れて行くって感じのケースもありますが・・・。
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20080317/1