日本の心・さいき

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第30回高校生クイズ・・・

 昨日、20時ちょっと前から23時近くまで、恒例の高校生クイズがあった。全て見た。
 昨年は、奈良県東大寺高校と鹿児島県のラサール高校との決勝戦だったが、その2校、ベスト8に残れなかった。
 初めの30問で、ベスト8が選ばれていたが、この問題、昨年よりもグレードアップしていた。かなり突っ込んだ問題となっていた。県の代表として出ているのに、難問の為、1問も正解出来ない高校もあったぐらいだ。
 例えば、最低限、世界の国名や首都などは当たり前で、その国旗も全て徹底的に覚えてないといけない。88の星座が言えることは当たり前で、その内容も、詳しく知っておかないといけない。文学や歴史や政治や経済やスポーツや漢字や最近の出来事など、幅広く、そして、深く知っておかないといけない。
 受験勉強と同じで、それなりに、傾向を予想して、対策を練って、直ぐに正解が出る様に、日々努力していないと勝ち進めない。
 4校(東京都の開成高校、埼玉県の公立浦和高校、千葉県の船橋高校、北海道の旭川東高校)が残った段階で、まず、(直径10Kmの隕石が衝突した時に発生する津波の高さを問う問題で、位置エネルギー=運動エネルギーの関係から、319mと素早く正解して)開成高校が選ばれた。
 ケタ外れめいた知識で終始驚いていたが、極め付けは、・・・→決勝戦での開成の対戦相手が選ばれる問題で、古代エジプト文字が示され、「この文章は3人の王の行き先を記したものです。これを解読してクレオパトラの行き先を答えなさい。」との問題で、浦和高校が、「バビロン」と正解して、決勝に進んだシーンだった。
 他の3チームも、しっかりと、ヒエログリフの文字が読めて、解読している途中だったが・・・。
 3人でするので、その中に、暗算が超得意な人、漢字が超得意な人がいると、極めて有利。
 ベスト20ぐらいまでは、さほど差がないと思われた。ベスト4が選ばれる段階でも、優勝した開成、7−6で、きわどく福岡県の久留米大附設高校に勝てて、ベスト4に残れたのだ。
 その開成のキャブテンの田村君、昨年の無念を晴らすために、この1年間、凄い努力をしていた。優勝出来て、ホントに嬉しそうだった。(こちらも、見ていて、嬉しくなりました。しかし、浦和のキャプテンも、公立高校の代表って感じで、頑張って頂いて、とてもカッコ良かったですヨ。)
 関係者の皆さん、お疲れ様でした。(こんな若者が現に日本にいること自体、日本の将来は明るいかなと思えて)、いい「気」をもらって、嬉しくなりました。ありがとうございました。
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20090905/1