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くだらない語学学習(その9、ベンガル語)

 大分での多国語を学ぼうとの会に出席した時に、たまたまAPU(別府市にあるアジア太平洋大学)の学生さんを紹介され、その大学生がたまたまダッカからの人で、それでベンガル語を教わることになり、2年間近く(60回近くレッスンを受けて)、ベンガル語を教わった。そして、バングラデシュの首都ダッカにあるそのベンガル語の先生の家にホームステイまでさせてもらうまでになった。
 ベンガル語の文字は、ヒンディー語パンジャービー語の文字と似ている。それもそのはず、ヒンディー語を使うインドからパキスタンがまず分かれた。更に、パンジャービー語を使うパキスタンから、ベンガル語を使うバングラデシュが分かれた。
 パキスタン(6位)もバングラデシュ(7位)も、日本(10位)の人口よりも多い。インド(2位)とパキスタンバングラデシュ生活様式も似通っている。
 ベンガル語を学ぶ上で、まず、ぶつかったのが、数の数え方。不規則な言い方がとても多くて、大変だった(行く前には、何とか1から100まで言えていたのだが、・・・)。
 ベンガル語パンジャービー語ヒンディー語も、同じパターンになっている感じだが、・・・例えば、29を言うのに、ベンガル語では、ウノ・トゥリシュと言う。トゥリシュは、30。ってことは、29を−1+30って感じで言っていることになるのかな。これって、ロシア語で、90を言うのに、ー10+100って言うのとそっくりだ。(ロシア語では、100をストーと言い、90をジェヴャノースタと言う)(フランス語の70以上の言い方も、特殊たが、・・・フランス語では、99を4×20+19と言う)
 ベンガル語の動詞は、ヨーロッパ言語では6つ変化する所が、4つの変化となる。未来形と現在完了形が一番使われていることを現地に行って初めて知った。