日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

パソコン画面を相手に・・・

 何でこんなにパソコンとにらめっこして、仕事をしないとけいないのだろうか?どんどん電子化になりつつある今の現状。当院では、まだ幸いに電子カルテまでにはなっていないが、その内になるに違いない。
 外来でパソコンでデータを入れ込む時、患者さんの方を見ながら何て、物理的に不可能(当たり前)。で、パソコンに入れながら喋るとなると、どうしても患者さんにいい印象を与えない。パソコンでセットを作って出来るだけ素早くしようとしてはいるが・・・。どうしても、個々のケースで量が少なからず違ってくるので、特に、小児科の場合は、体重に合わせているので、その都度、頭で計算して入れている。
 1人を終わらせる為に、何度、キーボードを押していることやら。これが入院ともなると、更に、何倍にもなる。午前中に、外来もして、入院ともなれば、書くことで一生懸命で、当然、昼の食事は、かなりずれることになる。新しい名の通った会社のコンピューターによるオーダリングはそれなりにメリットがあるのだろうが、どうも、医者のことは考えていないようである?!
 じっくりと患者の声に耳を傾け、患者さんの脈もしっかりと診て、カルテにも所見をしっかりと書く方がいいのに決まっているが、どうも、時代と共に、それが出来ない方向になっている様な気がしてならない。
 データがちゃんと残り、判読しにくい下手な字がなくなって、事務処理は、とてもし易くなっているだろうけれども。