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火の国の「火まつり」

 8月30日(土)に開催される(宇城市不知火町での)「不知火・海の火まつり」の見学に行くことにした。
 このまつりは、日本書紀に記されている景行天皇九州巡幸の折りの「不知火伝説」に由来するイベントで、毎年、八代海不知火海)に神秘の火「不知火」が現れる旧暦の8月1日(八朔)に開催されるとのこと。
 古代衣装姿の射手が矢で海上のたいまつに御神火を灯すと(導燈の儀)、その炎に導かれた景行天皇一行が海上に現れ、永尾(えいのお)神社に上陸。たいまつ行列が町内を練り歩き、見る人をいにしえの時代へ導く。
 たいまつ行列が「天の平農村公園」に到着するとまつりの雰囲気は一変。総踊りや勇壮な竜燈太鼓の演奏、人気お笑い芸人のステージ、海上花火、お楽しみ抽選会などが、「不知火」を待ちわびる人々を楽しませてくれる。特に、空と海で二重に光る海上花火は必見。花火の光が海上の鳥居を神秘的に照らしだし、毎年多くの見物客を魅了する。
 そして午前0時を過ぎると、不知火海海上に神秘のあかり、「不知火」が現れます。
 それを見た人には、証明書ももらえるとのこと?!

 「不知火伝説」とは?
 今から千数百年前に景行天皇は九州巡幸になられました。一行の船は、暗闇の八代海を進むうち、方角が分からなくなりました。すると暗い海に一つの火が燃え上がり、いつしかその火が十になり、百になり無数の火となりました。不思議な火は海面いっぱいに広がり、あたりは昼間のように明るくなりました。一行は、その火をたよりに無事火の国(熊本)に上陸できました。以来、その不思議な火のことを「不知火」というようになったと伝えられています。
 このことは、「日本書紀」にも記述があり、「今から、千数百年前、景行天皇が九州平定の折、暗夜の八代海に怪火(かいか)が現れ、一行を無事対岸へお誘いした」ことが書かれています。
 現代では、「不知火」は干潟の位置や形、潮の干満の大きさ、適度な風速で吹く視線方向の風、海面上の気温分布など、さまざまな自然条件が重なって初めて見られる、世界でも希な自然の光の屈折現象だといわ
れています。
(以上、熊本県のホームページより大半を引用)
 
 後日、写真掲載予定です。

バリで私が経験したニュピに少し似ている感じかな?!

 バリのニュピに付いて(HISより引用)
 ニュピの約3日前にムラスティといわれる清めの儀式が行なわれます。清めの為に島の人々が御神体を持って海へ向かいます。この儀式が行なわれている間、海には入ることができません。
 前日には、午後よりバリ島を離れる人々や車が増え、「オゴオゴ」 と呼ばれる鬼の形をしたお神輿が担ぎ出され町中を練り歩くお祭りがバリ島各地で開催される為、夕方から交通規制が敷かれ、かなりの交通渋滞となります。夕方頃から、街の至る所で”オゴオゴ”で街はお祭りムードになります。
 「ニュピ」の日にはバリ島の交通は空港を 含め、陸、海、空、すべてが機能しなくなります。また、これらは外国人観光客に対しても適用され、ホテルからの外出は 一切出来ませんので翌日の朝の6:00まで、ホテルへのチェックイン・チェックアウトは不可、オプショナルツアーに関しても全てが中止になります。ホテル内は特例とされ、レストランでの食事の供給などが行われますが、一部の電気の使用が制限されたり、ホテル内が暗い、部屋で点灯する際にカーテンを 閉める、音楽がない等の制限が伴うこともあります。
 1年に1回のことで一見の価値があるイベントです。