日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

海外旅行(イスタンブール)・・・

 8年前(2010年)の5月12日〜27日(15泊)まで、イスタンブールに家内と一緒に行きました。
 その間、悔いなく、計画的に、アチコチ、行きました。モスクで、気に入った所は、二度行きました。少し暑かったのですが、超面白かったです。ホテルの人も親日的で(そのホテル、それまで、日本人が泊まったことは、殆どないって感じのホテルでしたが)、宿泊代も安くて、朝食も美味しくて、ウォッシュレットめいたものもあったりして、良かったです。
 帰った直後に書いた私なりの感想ですが、何かの参考になれば、幸いです。
 現在、トルコリラは、何と18円(!)と、ガタンと落ちていますが・・・。

1、帽子をかぶっている人が少ない。雨が降っても、傘をささない人が多い。日焼けに関しては、あまり神経質になっていない様です。
 同じトルコ人なのに、スカーフをしてない女性、多い。(シーア派と思われるが)手足や顔をちょっとだけしか出さないで、暑くても、黒い服をしっかり被っている人がいる。スカーフもしなくて、フリーな感じの服装の人は、しっかり被っている人を見て、暑い時にも大変だなあと思っているのに、黒い服をしっかり被っている人は、将来地獄に行くことになるのに、被らなくて可哀相にと思っているとのこと(あるトルコ人より拝聴)。
2、猫はモスクなどに結構いるのに、犬は、いるけど、実に少ない。ハトは、餌を積極的に餌を上げてる人が多いせいか、モスクの周りなど、多い。あるモスクなどは、猫の天下って感じになっていた。街のレストランで食事をしていると、猫がやってきて、パンを上げても食べない。肉を上げると、喜んで食べて、まだ欲しいって感じの動作をする。この経験、しばしば。
3、カドキョイで13時過ぎにたまたまムスリムの人の集いを見学したが、このことに付いて、トルコの人に尋ねると→週1回(金曜日の昼過ぎ)に、ムスリムには、集まる義務があるとのことで、道路に座っていたのは、モスクの中に多くて入れなかった人達とのこと。
4、トルコ人は、英語を理解できる人は、少ない!いいレストランや繁華街では、英語を理解する人は多いが、ちょっと中心地から離れると、ぐっと少なくなる。極論を言えば、英語を話す人を中心に商売している所は、確実に、英語が通じるって感じ。自分が宿泊したホテルの部屋の掃除や床を掃除する人(男女2人ずつの4人)は、英語が全く理解できなかった。
5、トルコでの公務員の最低給与は、月600TYL(3.6000円)みたいで、不景気で、それで生活するのは、かなり厳しくなっている様だ。
 ある建物を見学に行った時に、そこのちゃんとした正職員なのに、「テアートルはどうか?」と尋ねてきた。私が日本人で、かつ、医師と知ってからの話。何度も、テアートルの意味が分からなくて、尋ねたが、後で考えると、どうも、劇場のあっせんでお金を稼ごうとしていた様だった(?)。
 トルコでの中流階級の生活が窮迫している様で、トルコは、今までも、インフレがしばしば起きている。ユーロだけでなく、トルコリラの価値も落ちている(ちょっと前は、1YTLが90円だったのに、今は、60円を切っている!)。イスタンブール内のトルコ系の会社で、倒産の危機に陥っている所、多い様だ(あるトルコ人からの情報)。
6、日本人と思って、「こんにちは」と声を掛けてくる商売人、多い。買う気がなければ、初めから、何も言わずに無視することだ。話すと、いつまでもつきまとわれることになる。(私は、つきまとわれることで、無料でトルコ語の勉強をしようと思ったのですが、家内が、怖がって、ちょっとしか出来ませんでしたが・・・?!)
7、新市街地を通っている時に(余り人通りが多くない所でしたが)、靴を磨く人が、靴ブラシを落とした。で、すかさず、「落としましたヨ!」と知らせて上げると、直ぐに、その場に座って、お礼にどうしても靴を磨かせてくれと言う動作をした。しかし、私と家内は、その気がなかったので、振り切って、その場を後にした。
 で、その後、水道橋を通っている時にも(ここも、さほど、人通りが多くなかったが)、(私と家内は、少し離れて歩いていたが)、靴を磨く人が靴ブラシを落として、それを家内が知らせると、お礼に、やはり、靴を磨かせてくれとの動作をした。しかし、家内は振り切って、その場を離れた。
 ムムッ、・・・→ホントに靴ブラシを落としたのか、日本人だと、靴を磨けば、お金が稼げると思って故意に落としたのか、…あまりにも2つの事例が似ているので、今度は、拾わなくて、遠くから後でそれを拾いに来るかどうか、確かめる必要があると言うことになりましたが・・・。
8、路面電車内での若者の無銭乗車を2例ほど目にしたが、大人では、全くなかった。路面電車内での譲り合いの精神、何度も目にした。子どもを抱いた母親には、(当然って感じで)譲ってもらえていた。(素晴らしい!)

*写真は、(有名な)サバサンドを食べている私、(見晴らしのいい)ガラタ塔からの私、レストランから見た(スュレイマニエ・ジャーミィが見える)景色


*(こんなサイトがありました・・・→http://www.tabascopotato-trip.com/entry/2018/02/27/200000