日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

医療って・・・?!

 医療って、患者さんの為にあるものです・・・患者さん中心で行くべきですが・・・?!
 しかし、今の様に、医療費が毎年膨れ上がり、アチコチの医療機関での経営が難しくなってくると、それをしたくても出来なくなるケースもあるのでは・・・?!
 無駄な医療は、確かに、削減しないといけません・・・具体的に、何が無駄かとなると、いろんな意見がありますが・・・?!
 ある市の小児科医に掛かった親御さんの話では・・・→「そこ、小児科医の先生たちの間でも、検査多くて、薬多いと言われているみたいですが・・・定額でなく、出来高払いにしているので、先生が積極的に検査をしてくれるし、抗生剤なども、どんどん出してくれる・・・沢山薬欲しい人や、点滴して欲しい人や、抗生剤欲しい人や、沢山検査して欲しい人が、自然に沢山そこに集まっているみたいですが・・・」と。
 小児科医の治療にしても、はっきりと決まっている訳でなく・・・→鼻水があれば、抗ヒスタミン剤、咳があれば、鎮咳剤、下痢があれば、下痢止め(細菌性の場合は、禁忌かな?)、熱があれば、解熱剤って感じで・・・親御さんの強い希望に応じて、与えているドクターもいると思われますが・・・?!
 それで、親御さんが納得して、医師に掛かることで安心して、それが子どもにいい影響を及ぼす結果、薬の副作用を凌駕する感じで、免疫力が高まって、いい治療につながることになっていれば、それはそれでいいとは思うのですが・・・?!
 しかし、本来は、鼻水や咳を出すことでウイルスや細菌を外に出そうとし、下痢をすることで、病原体を早く出し、熱を出して、病原体を弱めるとしたら・・・かえって、治りを遅くしているのではと思うのですが・・・?!
 ある病院では、約束処方として、ペリアクチン(抗ヒスタミン剤)とアスベリン(鎮咳剤)をセットにしている所もあるみたいですが・・・それで、鼻水や咳を止めると、痰が絡んで、細菌の二次感染が起き易くなるのではと危惧しているのですが・・・?! 
 アメリカでは、市販の風邪薬が、小さな子どもに使えなくなりました。抗生剤の使い方の厳しい国も現にあります(耐性菌が出来ると言うことで・・・)。
 医療の難しさを感じています・・・。
*ペリアクチンの添付文書では、禁忌事項に、気管支喘息の急性発作時の患者とあり、又、使用上の注意として、気管支喘息又はその既往歴のある患者には、慎重投与とあります。
http://www009.upp.so-net.ne.jp/tatsuo/kaze.html