日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

教育雑感・・・

 車の免許を取るのに、勉強しますが・・・1年前から、筆記の勉強をしている人、いませんね。資格試験なので、合格基準もはっきりしていて、実技と筆記に合格すれば、多くの場合、合格できますね・・・。それも、年に何度もありますが・・・。
 更には、自分で練習場に通って、一度で実技をパスしている人もいますが・・・。
 資格試験って、そんなものだと思いますが・・・?!
 それが、今の医師国家試験や歯科医師国家試験や看護師国家試験の様に、毎年(年1回の試験だけで)、基準点がはっきりしないまま、学校間で競わせる感じになって、決められた割合を容赦なく落とすなんて・・・どうなんでしょうか・・・?!

 ところで、「教育基本法」を見ると・・・→
 「教育の目的(1条)」には・・・教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。
 とあります。つまり、「人格の完成」を大切にしているのに、受験勉強で、競争競争で来ると、成績の優劣や学歴で、他人を評価してしまうことにもなり、現実には、人格の完成とは、程遠い感じになる様にも思えますが・・・?!
 「生涯学習の理念(3条)には・・・国民一人一人が、自己の人格を磨き、豊かな人生を送ることができるよう、その生涯にわたって、あらゆる機会に、あらゆる場所において学習することができ、その成果を適切に生かすことのできる社会の実現が図られなければならない。
 とあります。つまり、生きている限り、何らかの形で、一生勉強ですね。完成何て、凡人には出来る訳がないので、それを目標に日々努力するしかないですね。

 あるネパールの小学校授業風景を、民放のテレビ番組が放映していて・・・→ある女の子が、学校に通っている他の子どもから、算数や英語を教わっていました。どうかして、学校に通いたいのですが、父親が、お金を出さないから、行けないのです。父親は、女の子には、教育は必要ないと思っているのです。先生がその子の家まで行って、話をして、実際に、父親に学校に来てもらって、他の子が学んでいる姿を見てもらうことにしました。すると、父親、考え方を変えて、その子の為に、学校に通わせることになりました。
 発展途上国の多くの国では、行政が、子どもの教育が大切なことに気が付いています。教育して、簡単な計算が出来たり、文字が読める様になれば、仕事に就ける可能性がグッと増すのです。その結果、犯罪にも手を出すことなく、立派な社会人として生きていけるのです。
 日本では、簡単な計算が出来ない人、文字が読めない人、まずいません。しかし、学校が楽しくなくて、いやいやながら行っている子も、多いのですが・・・。
 子どもの目線に立った教育改革、して欲しいと思います。まず、大学から変わらないと・・・?!

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%99%E8%82%B2%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E6%B3%95(←教育基本法

 *写真は、バングラデシュダッカの学校で、2005年2月2日に私が撮ったものです。学校では、幼児に、英語とベンガル語を教えていました。今からは、米国・中国の時代でなく、バングラデシュ・インド・パキスタン(いずれも、日本よりも人口が多いです)の時代になるかも知れませんね。
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20060727/3