日本の心・さいき

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成人の日・・・


 1月13日は、「成人の日」です。
 「子どもの日」、「敬老の日」、それに、「勤労感謝の日」と同じように休日ですが、この3つと、「成人の日」の大きな違いは、誰しも生涯に「成人の日」を1回しか経験しないことだと思います。
 私が中学生の時、ある教師が、「君等は、”おとな”でもなく、”こども”でもなく、その中間の”ことな”だ!」と、言われたことがあります。確かに、急に子どもから大人になりませんね。又、海外の高校生と接触して観察していると、考えている事や行動している事など、もう、立派な大人ですね。
 成人式を迎えた時点で、精神的にも経済的にも自立した感じになっているといいのでしょうが・・・?!
 1月10日(金)の朝、林修先生が、「成人の日」に関して、「谷川俊太郎」さんの次の詩を紹介していました。(この詩は、NHKの「青年の主張」の番組の中で、詩人谷川俊太郎氏からの「二十歳へのメッセージ」として、俳優滝田栄氏によって朗読されたもの)

どんな美しい記念の晴れ着も
どんな華やかなお祝いの花束も
それだけではきみをおとなにはしてくれない
他人のうちに自分と同じ美しさをみとめ
自分のうちに他人と同じ醜さをみとめ
でき上がったどんな権威にもしばられず
流れ動く多数の意見にまどわされず
とらわれぬ子どもの魂で
いまあるものを組み直しつくりかえる
それこそがおとなの始まり
永遠に終わらないおとなへの出発点

 そうですね、全くその通りだと思います。
 外面よりも内面が問題ですね。他人の生き方を認め(その前に、いろんな生き方を知るべきですが・・・)、一方的な情報に振り回されることなく、自分の頭で考え、そして、自分の信じる道に向かって自分なりに行動し、それが間違っていないか、絶えず謙虚に自分を見つめ、そして、日々前進するべきでは・・・?!
 成人式を迎えるのは簡単だけど、ホントの大人になるのって、難しいですね。日々、絶えず努力ですね。
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20110110/1