日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

ある小児科医の自問自答(その4、二人三脚)


 「インフルエンザの検査して下さい・・・(園が、学校が、職場が)検査してもらって来いと言うもんですから・・・」→「検査で陽性ですね・・・タミフル(イナビル)上げますね・・・」。
 「熱さまし下さい・・・この子、中耳炎したことあるので、抗生剤もお願いします・・・」→「熱さまし、上げておきます・・・抗生剤も前と全く同じですよ・・・」
 「レントゲンお願いできますか、咳が長いので・・・」→「レントゲン、今の所、正常ですね・・・」(こんな場合、レントゲンでもしも少しでも異常があると、再び、レントゲン検査・・・)
 インフルエンザが疑われると、その多くで検査をし、特効薬がその多くに使われる国、ないのでは・・・?!(インフルエンザによる医療、研究費や予防費も含めて、毎年、かなりお金を費やしているのですが・・・皮肉なことに、毎年、流行していますが・・・)
 ホントの治療って、どうあるべきでしょうか・・・?!
 インフルエンザに罹患しない為には、「隔離」が一番いいと思っているのですが・・・潜伏期にも感染したり、症状がはっきりしない時でも感染していたりしているので、それも難しいですね・・・→そうなると、インフルエンザに罹患しても、ひどくならない様に、免疫力を普段から高めておくことが一番大切と思うのですが・・・?!
 抗体値を上げておくことがいいのですが、その為のワクチンも半年も持たなくて、結局は、罹患しますね・・・実際に、春先にインフルエンザB型が近年多くなっていますが・・・?!!
 抗体値を最も上げるのは、インフルエンザに実際に罹患することです。それも、ソ連型、香港型、B型と、3つ共に罹患してしまえば、3年近くは、何とか持つかな・・・?!それに、(私自身の考えでは)特効薬(症状が軽ければ)出来るだけ使わない方がいいと思っているのですが・・・??!!(いろんな意見がると思いますが・・・特効薬を直ぐに上げると、抗体値が下がるのでは・・・?!!)
 で、私自身は、普段から(特に冬の時期は)、規則正しい生活をし(食事、適度の運動、睡眠)、姿勢を正して速足で歩き、漢方薬を利用したり、ショウガの粉末や紅茶を摂ったり、厭なことや悪いことを出来るだけ考えずに、先々の楽しいことを沢山考える様にしていますが・・・。
 そうなんです、ホントの治療とは、それぞれの人の生活を知って、いつもしている食事・運動・睡眠などを詳細にチェックし、心のチェックもして上げることと思っているのですが(再来の時は、それが改善しているかどうかをしっかりとチェックするといいですね!)・・・?!(←1人10〜20分前後では、それは、とても出来ませんね。特に、初診の場合は。
 自分の体は、医者任せにせず、自分で守る姿勢が大切ですね。病気になった時は、「二人三脚」って感じで、しっかりとした有益な情報を医療側に伝える必要がありますね。