日本の心・さいき

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強さの裏には・・・

 昨日(24日)の民放テレビで、広島が1位に指名した大瀬良大地(おおせらだいち)氏(22歳)のことが紹介されていました。
 彼の弟は、ダウン症、その弟を喜ばせたい為に、元気になってもらい為に、彼は強くなって行ったのではないでしょうか・・・正に、兄弟愛がプロへの道に導いたのではないでしょうか・・・?!
 大瀬良氏は、福岡の九州共立大学出身で、大学ナンバー1投手です。試合前には、「元気」君とのハイタッチでゲン担ぎをして、勝って行ったのです。弟の「元気」君、大瀬良氏が出る試合の時は、家族と一緒に応援に来て、勝つと「元気」君、大喜びとなります。
 母親の「さつき」さんは、かって、兄(大瀬良氏)に、「試合で弟が来て、気まずい思いをしてないか・・・?」と尋ねています・・・→その時、大浦良氏は、「僕の弟だよ、何でそんなこと言うの・・・?」って感じで受け応えして、母親をハッとさせています。
 父親の「禎弘(よしひろ)」さんも、「元気」がいるお陰で「家族の絆」が強くなっていると言っていました。
 私も、37年間程小児科をしてきて、いろんな家族を見てきましたし、相談も受けてきました・・・→ダウン症の子ども(や、障がい児を持った子ども)から私が学んだこと、実に多いです。家族の意識も、時間の経過と共に変わって行きます。「元気」君の様に、「家族の絆」がとても強くなっているケースを沢山見てきています。
 家族が生まれつきの病気を持っていたり、病気で長いこと苦しんでいたりしてきた経験から、医療関係に携わる仕事を目指す様になった人も、少なからず知っています。(・・・→そんな人、仕事に対する姿勢が違いますね。(弱音を吐くことなく、強くて、とても真面目です!)

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20130822/1