日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

中国人観光客・・・


 今年の5月28日、中国政府(観光局)は、「マナー公約8か条」を公表しています。
 その内容とは・・・→
1、痰やガムをところ構わず吐かない。ゴミをポイ捨てせず、喫煙ルールを守る。
2、大声で騒がず、列にはちゃんと並ぶ。
3、生態環境を保護し、むやみに動植物に危害を加えない。
4、文化財に落書きせず、登ったりしない。写真撮影はルールに従う。
5、ホテルや公共物を破壊しない。
6、人に向けてくしゃみをせず、公共施設を長時間占領しない。現地の風習を尊重する。
7、礼を持って人に接し、下品な言葉は使わない。公共の場で上半身裸にならない。
8、性的なサービスやドラッグ、違法賭博に関わらない。
 となっています。
 急に生活が豊かになり、今までしなかった旅行を頻回にする様になり、そこには、今までの慣習と違った世界があり、郷に入れば郷に従うとの原理がまだ理解できていない結果だと思われます。
 アメリカの学校では、ガムを噛んでいる子どもが多いですし、出来る子には、ご褒美で、先生の方から飴を授業中にあげていますが・・・。フランスでは、紳士がレディーに席を譲るのは、当たり前の行動となっています(それも、自然体で出来ていますね!)。イランでは、親指を上にあげて、OKって感じですると、それは、貴方死んで下さいって意味なりますよ。インドでは、イエスの意味の時、頭を縦でなく横に振りますが・・・。台湾の乗り物の中では、食事は出来ません。イスラムの世界では、スゴク厳格な所だと、豚肉だけでなく、アルコールもタバコも御法度ですね(←一夫多妻制が許されていると言っても、実際にそんな感じの国は、極わずかですね!!)。しかし、イスラムの世界で共通するのは、どんな外部からの異教徒であっても、親しくなると、異常と思えるぐらい丁重にもてなしてくれますね(ダッカイスタンブールで、経験しましたが・・・)。
 同じ中国人でも、紳士的に行動している人もちゃんといる訳で、それは、日本人でも同じで、礼儀作法を知らない知らない日本人もいる訳ですし・・・相手をいきなり非難するより、今まで育った文化が違う訳で、お互いに相手のことを理解することから始めないと、争いがいつまでも絶えませんね・・・?!
 経験不足で、何も解らない感じの我が子が、試行錯誤しながら成長して行くのを、親が子どもを信じて、遠くからじっと見守っている感じでいたいものです。

*写真と上の内容とは、全く関係ありません。