日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

私の提案(その9)・・・


 自分の思いをまとめようとしても、どうもまとめられなくて、モヤモヤしていた時、ある人の書いたものを見て、そうだ、この生き方だと思って、感動して、生き方を大きく方向転換したことがありましたが・・・→
 それは、昭和62年4月5日の毎日新聞掲載に、黒柳徹子が書いたエッセイで、今も、この原稿を大切に保存しています。
 http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20060824/4(←その時の内容です)
 孤軍奮闘って感じで、佐伯の救急病院で小児救急をしていた時、「どうしてそんなに頑張れるんですか?」としばしばいろんな人から尋ねられました。その時、自分でも、どうしてか、はっきりと分かりませんでした。
 黒柳さんのエッセイを見て、今までの自分の行動が理解できました。救急の統計を執るのが大好きだったんですね、そして、それを(大分と宮崎での)学会で発表するのも、大好きだったんですね。佐伯にいた時(20年近く)も、大川にいた時(2年7カ月)も、ずっと時間外の統計を執っていました。(統計を執る上で、他のドクターの協力ももちろんありました。大変有難く思っています。)
 つまり、原理は簡単で、好きなことがきつい思いを凌駕して、頑張れていたんですね。
 脳に厭なことをずっと続けると、体もおかしくなって、病気になります。いい思いを脳にさせると、又、その時の気分を味わいたくて、続けられます。多くの事がそうではないでしょうか?!
 それと、私なりに考えて、頑張れる大きな理由がもう一つあると思っています。それは、「他人の為と思えば、頑張れる!」と言うことです。
 昭和47年2月5日(土)、大学2年生の時の哲学の時間で、哲学の先生が、「夜と霧」(アウシュビッツ収容所のことが書かれてある)の内容について言われました。・・・→「ぎりぎりの限界に人間が置かれている時、唯一の支えになるものは、目的を持って未来を信ずること。あの極限の中で、牧師と医師のみが生き延びることが出来たのは、、自分が死ねば同僚が直ぐに死んでしまうと思っていたから。つまり、牧師と医師は、愛の為に生き延びることが出来た。」と。正に、人生、これだと思いました。
 多くの父親は、家族の為に一生懸命に頑張りますね。独身の男性、彼女がいるとなると、眼の輝きが違って、仕事も、頑張っていますね。(←時に例外もありますが、男性を選ぶ場合、仕事を真面目にしている人を選んだほうがいいですね・・・?!)
 で、私の結論は、こうなります・・・→「自分がしたいことが出来て、それが、他の人や世の中の為になっていれば、とても幸せになれる!」
 そのことを、多くの大人が実践して、それを子どもから出来るだけ早く知ってもらって、実体験できるといいなあと思っています。