日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

栄光の裏には・・・

 ソチ冬季五輪のテスト大会を兼ねたフィギュアスケートの「グランプリ(GP)ファイナル」の最終日の模様を、12月9日の夜、真剣に見ました。
 この「GPファイナル」で、今回、男子が金と銀、女子が金と銅を取ったのです(日本は、2006年と2009年と2010年に、3つ取っています)。男子の金は初めてで、それに、6つの内の4つも日本勢が取るなんて、正に、今は、世界一の勢いですね。
 男子で優勝した26歳の高橋、それまで、日本男子の牽引的役割を果たしてきていて・・・ケガで一時は絶望的かと思われていましたが(右足膝の前十字靭帯と半月板を損傷して手術)・・・ここまでよく立ち直ってくれました(大拍手!)。それにしても、高橋選手、この「GPファイナル」で5度目のメダルとは、スゴイですね。
 女子で優勝した22歳の浅田、9日は48歳若さで亡くなった母親の一周忌でしたが・・・腰痛にもめげずに頑張りました。(浅田は、メダルは5度目で、その内、金が今回を含めて3回も!)
 今回は・・・→演技前最後の6分間練習を終えた浅田が、珍しく弱音を吐いていました・・・「腰が痛くて力が入らない・・・」。佐藤コーチが「こんな状態でもどれだけ出来るか試しておいで。どんなもんだと見せてきなさい!」と励ましました。
 この日の朝の練習ではスピンを回避して、珍しく早く練習を切り上げていました・・・日本チームのスタッフは、「めったに痛いと言わない選手なのに・・・」とその後裏事情を明かしていましたが・・・。
 惜しくも銅メダルに終わった「鈴木明子」選手が、ショート終了後に言われていましたが・・・→「もう、何度も失敗して来ているので、怖いものはないです!」と。
 何か、人生の生き方の極意をこれ等のフィギュアスケート選手から学べた様な気がしました。ありがとうございました。