日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

子どもがなりたいもの・・・

 私が小さかった頃、周りから「何になりたい?」と尋ねられることが多く、又、多くの子ども達が、「将来、○〇になりたい・・・」と強く言っていました。そんな時、子ども達は、眼を輝かして、明るい将来像を夢見ていたと思います。
 テレビのドイツ語講座で、スペイン、フランス、イタリア、ドイツのそれぞれの子ども達の将来なりたいものの順位をあげていました。

 スペイン(2009 人材派遣会社ADECCO調べ)
男子
1位、サッカー選手
2位、警察官
3位、エンジニア
女子
1位、先生
2位、獣医師
3位、医師

フランス(2003 国立教育職業情報機構)
男子
1位、エンジニア
2位、パイロット
3位、営業・販売
4位、情報処理技術者
女子
1位、教師
2位、ジャーナリスト
3位、女優
4位、弁護士

イタリア(2006 Corriere della Sera記事より)
1位、医療関係(獣医師を含む)
2位、教育関係(教師など)
3位、商業関係
4位、芸能関係

ドイツ(2010 ドイツ連邦共和国 「ドイツの実情」より)
男子
1位、自動車整備士
2位、事務職
3位、職人
女子
1位、事務職
2位、獣医師
3位、動物関係の仕事
 ドイツでは、小さい時から、かなり現実的な選択となっています。親の意見が非常に強い様で、親の仕事を引き続くケースが多くなっています。10歳で、大学進学をするかどうか決めなければいけません。大学生になっても、その後の就職は、大学生自身が就職したい時に、自ら会社に問い合わせてすることになります。その時、学歴だけでなく、学生時代のインターンシップでの経験が考慮されます。

 日本の場合は、どうでしょうか?何になりたいのか、20歳過ぎてもはっきりしてないケースが最近多いかと思います・・・。グローバル化した時代、日本の大学のあるべき姿、大きく変えるべき時に来ていると思います・・・?!