日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

続々・山中伸弥先生・・・

 昨日(10日)、NHKのクローズアップ現代に山中先生が出演されていましたが・・・(その内容から)
 研究とは、真理を探求することで・・・その真理は、なかなか表に出てこなくて、多くのベールに覆われています・・・多くの研究者は、それを一枚一枚はがして宝物を探す感じですが、一番初めにベールを剥したのがイギリスのジョン・ガードン先生で(カエルの腸の細胞を使って、腸の細胞が初めの受精卵の状態になれると発見したことで、初期化の研究が進んだ訳で)、その後、多くの研究者がどんどんベールを剥して行って、たまたま途中で宝物を当てたのが私でしかなく、その間に、多くの研究者が何枚もベールを剥いで宝物探しをしてきています・・・って感じでく山中先生が言われていましたが・・・(とても謙虚な方ですね・・・)。
 資金面で、日本の研究者が難儀していますが・・・山中先生は、iPS細胞研究所の職員の9割が非正規職員で、後、国が今から10年間の生活保障をしてくれても、その先の経済的な生活面が心配で・・・自分のノーベル賞も、この人たちのお陰で出来たことですから・・・と言われていました(とても思いやりがあり、又、長としての細かい神経の持ち主ですね・・・)。
 最後に、家族のことに付いて・・・研究が続けられた裏には、家族の支えがあったから・・・奥さんへの感謝はもちろん(研究の資金面で困った時、皮膚科医の奥さんから援助?!)、21歳と23歳の子どもさん(二人の娘さんは、共に医学生)から、今まで通りに、この先も優しくしてもらいたい・・・まだ、途中なので、出来るだけ早く実用化が出来て、ちゃんと世の中の役に立てて、その後に、25年前に亡くなった父にあの世で会いたいって感じで言われていました・・・(ジーンと来てしまいました涙)。