日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

小児科って(その1)・・・

 「小児科は、二人分の医療費をもらうべき、一人は、子どもの診察代。もう一人は、(その多くは付き添いの)母親の診察代。子どもを治そうと思えば、母親から協力してもらわないといけない。その母親に説明して納得してもらうのが大変・・・だから、二人分・・・」と言われたベテランの老小児科医が身近にいましたが・・・←充分に納得できますね。
 私の場合でも、一番苦労するのは、病気の子どもを治すことよりも、親御さんへの説明ですね。こちらの説明が悪く取られて、トラブルになることも・・・。
 弁護士を通じての医療訴訟まで行くのは、小児科の場合、世間が思っている程、多くありません。しかし、ちょっとしたトラブルは、日常茶飯事って感じです・・・。
 他科のドクターから、以下の様に言われたことがありますが・・・。
その1)「あの泣き叫ぶ中で、どんな心境で小児科の先生達、診療しているんですかね・・・」(ある外科医)
その2)「子ども見るのはさほど厭じゃないですが、親はどうもね。今は、いろんな親がいるし、半端な知識でいろいろうるさく言ってくるから大変!私には出来ません・・・」(ある整形外科医)
その3)「イヤー、小児科の忙しさは半端じゃないですから・・・子ども(娘)が医大に行っていますが、小児科だけにはならない様に言っていますが・・・」(ある内科医)
その4)「小児科の先生、大変と思います。こちらは(お産でベビーを)出しさえすれば、後は小児科の先生がしてくれるからいいけど・・・小児科の先生、後、ずっとだから大変・・・」(ある産科医)
その5)「娘が小児科医をしていて、新生児担当で、たまたま途中で家(普段は親と別居生活)に帰って来て、娘を見てビックリした・・・やつれ顔で、髪は乱れ、目は落ち込み、化粧は全くしてなく、色気はなく、相手がいて結婚何てとても考えられなかった(相手がいてもゆっくりデート何て時間的に無理無理無理)・・・」(ある内科の開業医)